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100数えて御仕舞
失礼します。41日後に30歳になるようです。サクライツクルです。
まだまだ他人事ですね。
自分は、働くようになってから(働いていないことが前提)、たまに近くの銭湯に行きます。わりかし広くて、わりかし人がいる銭湯です。
そこの炭酸泉にゆっくり入るのが日々の癒しです。おじいさんじゃんね。
そこの銭湯はスタンプカードがあって、10回行くと1回無料になるんですが、先日全部貯まりました。やったあ。こういう小さい喜びを、共有できるっていうのはいいですね。一人でその日は特別にカルピスソーダ買うとかいう静かな喜びと違って全然いいです。
お風呂にまつわることなんかないかなー
と考えていたんですが、自分はお風呂に入るときに8年くらいずっと続けていることがありました。
お風呂の中で、100数えてから上がることです。
なんで続けてるのか自分でも分かりません。
ただ絶対数えてから出ます。
数えるまでは出ないし、逆に数え終わったらすぐ出るようにしています。
たまにその数字は、
「調子いいから200まで数えるぞー」
だったり
「もう熱すぎるから50までにしよう」
と思う時もあるんですが、必ず数を数え、数え終わったら即あがり、即バスタオル、即体重計というルーティーンです。
8年も続けることじゃないとは思うんですけどなんか続けています。
まず、これの良いところは
お湯の中で(いーち…にー…さーん…)と数え始めたときに大絶望することです。
長すぎる!!!!まだ さーん???? ムリムリ!!!もうだいぶ熱いよ?絶対無理じゃん最悪!!!!!
って思います。
でも数えていくうちに3は20になり60になり90になります。絶対になるんです。当たり前だけど。
数え続けていたら必ずゴール(100)は来るんだということを毎回確認し、小さな達成欲求を満たしながらやっているんだと思います。
そして、この前お風呂に入ったときに思いました。
人生と同じじゃん…
人生は0から始まり、等しく進んでいき、必ずゴールがやってきます。まだまだ20じゃんって思っていたら30になり50になり80になっていくんです。
縮尺が違うだけでお風呂と人生は同じなんですよ。
僕は数を手折りながら、死への祈りを行っていたのかもしれないですね。
こんな終わりでどうでしょうか。
失礼します。
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