発達障害と依存症
こんにちは。
発達障害(ADHD)当事者の桜井ななえです。
今回は、発達障害と依存症について書いていきたいと思います。
発達障害を持つ人々は、日々の生きにくさを忘れるために、依存性の高い物質や快楽を利用しようとする人は珍しくないそうです。
例えば、アルコール、薬物、ギャンブルなどです。
依存症の人たちは、アルコール依存症なら何も食べずに倒れるまで飲み続けることもよくあるそうで、またギャンブル依存症なら、無一文になっても、借金をしてでもギャンブルを続けようとするそうです。
さてさて、私個人の話ですが、完全にインスタグラム依存症でした。
フォロワー数や、いいねの数に命かけてました。
どれだけ華やかなキラキラした写真を投稿できるか、
どれだけ自分は「すごい人か」を表現できるか、
そればかり考えていました。
その際限の無い承認欲求のために莫大な借金もしました。
しかし、依存症といえばたいてい、アルコール、薬物、ギャンブルと言われているので、
それさえ手を付けなければ私は大丈夫、と思っていました。
それでお酒は嗜む程度、薬物やギャンブルはしませんでした。
「インスタ依存」という言葉は、今でこそ浸透した言葉ですが、
私が依存していた当時はそんな言葉などなく、
まさか自分が依存症に陥っていただなんて思ってもみませんでした。
でも今振り返ると、あれは完全にインスタ依存だったと思います。
今はインスタグラムのアカウントを削除しています。
あの頃は、ホンマに派手な生活をしていたと思います。
今は落ち着いた生活をしていますが、依存症って、
なりたくてなっているわけではありませんし、
いつどんなタイミングでなるかもわかりません。
気を付けていきたいと思います。
桜井ななえ
発達障害の方対象の、電話相談を受け付けております。
本を出版しました。
『発達障害女子、生活保護を受給しました。』
おすすめの記事