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『私、死体と結婚します』が発売します

3月15日ころ、に角川春樹事務所から『私、死体と結婚します』(ハルキ文庫)が発売する予定です。

あらすじ(公式サイトより)
看護師の真野七海は、婚約者の高辻真悟と結婚するために東京の病院を辞め、彼が住む札幌に引っ越した。その三日後、急遽頼まれた夜勤を終えた七海は、そのまま真悟と共に役所に婚姻届を提出する予定だった。だが雪の積もる道を一人帰った七海を待っていたのは、ベッドの上で物言わぬ死体となっていた彼だった──。七海が下した驚きの決断とは?

今回も、4Pのあらすじ漫画を日下直子先生に描いていただきました。
お世話になりっぱなしです。。。


この漫画のネームを見たとき、担当さんが「雪玉ってこんな風に割れますか?」とおっしゃいました。
確かに……というかよくわからない。
雪国住民(新潟)ですが、ツッコまれると不安になるわけです。
しかし不安ばかりでも先には進めない。そして不安なら確かめるしかない!
――と意気込んだものの、私が住む場所ではそのとき雪が積もっていない!
でも天気予報を見ると、数日後に降雪予報。
普段はうんざりする雪ですが、私、大人になってから初めて、雪が降るのをワクワクして待ちました。

……が!!!!
私の住んでいるところは、雪は降ったものの積もりませんでした。待っていたのに。。。
でも、日下先生のお住まいの場所では、雪玉なら余裕で作れるくらいは積もったので、日下先生に実験してもらい…その結果はこちら!

割れた!
ちなみに「半球+半球で作ったらいけた」とのこと。
いいんですよ。作中も仕込みですから笑
実験は成功です。

というのが、今回の作品の裏話でございます。
他にないのか、と思いましたが、実は「ランティエ」というPR誌に、今回の創作の裏話のエッセイを載せていただいております。で、そのとき。
商業で初めてのエッセイだったので、私、ウキウキで2パターンの原稿を担当さんに送ったんですよね。どちらか1本採用していただければ、と。使わなかったほうをnoteに載せようと思って笑
でも担当さんから「2つをくっつけて、1つにしたらどう?」(そして不要な部分はカット)と提案され、確かにその方が良かったんですよ。。。
なので、まだ表に出していない裏話はコレという笑

ちなみに「ランティエ」は、書店さんなどで配布しているそうなので、もしお見かけの際は手にしていただければと思います。

(※後日)
エッセイを載せていただいたランティエの配布は終了しましたが、こちらのサイト(BookBang)で読めるようになりましたので、よろしければぜひ!



そして、こちらが装丁になります。非常にゾクゾクと、美しく仕上げていただきました。


最近、物騒なタイトルが多くなってきました。
でも、次に発売する予定なのは、全然違うテイストになります!
断言して大丈夫か不安ですが、一応、手元にもうゲラがあるので、たぶん……きっと……(私が一番不安)。
ただ、その次は……。

えっと……次のことは、次に考えるとして……今はただ、3月15日(地域によります)発売の、「私、死体と結婚します」が、皆さんに楽しんでいただけますように、と願うばかりです。
どうぞ、よろしくお願いします!!

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