殺した夫が帰ってきました
実際にあったらヤバいですよね。ヤバいっていうか、ホラーです。
ただ、ホラー以前に殺すなよ、というツッコミもあると思いますが…。
ハイ、小説のタイトルです。
2021年4月6日に発売した「殺した夫が帰ってきました」(小学館文庫)。めでたく重版が決まりました! ありがとうございます! というお礼&ご報告と、何か裏話を…と思っているのですが、作品を書こうと思ったいきさつを暴露すると、ネタバレになるという、非常に説明が難しい作品(注・私にとっては)。
とはいえ差し支えない範囲で……Twitterなどでもまだ書いていないことですが、物語りの終盤部分。最初に書いたときはもう少し長かったんです。別視点で別の過去の話も書いていたので。
結果的にバランスを考えてカットしましたが、読者さん的には読みたいものなのでしょうか??
「殺した夫が帰ってきました」はミステリーなので、その部分を公開するとネタバレになってしまいます。なので他の短編のようにnoteで無料公開するのは難しいと思いますが、もし求める声が大きければ、そのうち(手直しして)何かの形で出せたらいいな、という希望…というか願望はあります。
2021年は3月、4月で連続刊行しましたが、実は3月に発売した「幻想列車 上野駅18番線」も、物語りの終盤、カットした部分があるんですよね。
もちろん、出版した本がすべてですので、あえて補完する必要はないのですが、個人的に気に入った作品は、その背景もわかったら楽しいなあ、と思う方なので、そのうち機会があったら何かできないかな、とは思っています。
と言いましても、応援してくださる「声」が大きい方が、作家としては動きやすいです。
引きつづき、両作品とも応援よろしくお願いいたします。
桜井美奈