
【シロクマ文芸部】秋桜
シロクマ文芸部に参加します。
お題は「秋桜」、エッセイです。
【秋桜】
「秋桜」がテーマということで、連想したのはウルトラマンコスモス。
卑猥なことばが五文字目から隠されていることで有名な作品ですね。
(さらっと下ネタ)
さてこのウルトラマンコスモス。
主演俳優の杉浦太陽さんが、とくに悪くもないのに逮捕をされ、ゴタゴタしてた思い出しかないのですが、私が好きなのは太陽さんの妻・辻ちゃん。今日は辻ちゃんの話をします(秋桜どこいった?)
辻ちゃん大っ好きなのです。
あんなにちゃんと母親やっている人みたことない。
母親業って手を抜こうと思えばいくらでも抜ける。
『おもちゃ買って』と暴れる子どもにおもちゃを買ってしまうのは簡単。しつけのために言い聞かせるのは、時間と労力と根気と精神力がいる。
私は娘がちいさいころ、根負けして結構いうことを聞いちゃっていた。
そんなある日、辻ちゃんの育児のTV(Youtube?)を観た。
ぐずる子どもに「うん、うん」と主張を聞きながらも、一歩も譲らない様子に感動した。
予定の時間もあるのに、イライラした様子もなく、ただ「うん、うん」と同調してあげるあの育児スタイル! 鷹揚かつブレない姿勢。かっこいいと思った。
あと辻ちゃんのすごいところ。
いつもキレイにし、いつも楽しそうなところ。
まっとうに生きているところ。
なんというか「生きる」という重大ミッションにちゃんと向き合っている感じがする。
私はダメ人間なところあって、すぐ易きに流れる。
例えば、そうね。毎日の化粧。
社会人時代はフルメイクしてた。日焼け止め塗って、下地つけて、ファンデつけて……。
しかしだんだんBBクリームでいっか、日焼け止めだけでいっか、マスクで隠れるからいっかとなり、現在どこいくのもノーメイクだ。
食事もちゃんと作っていたが、最近は鍋ばかりだ。
こういう怠惰に流れているな、と実感するとき辻ちゃんを思い出すようにしている。
こども4人育て、料理をし、いつもキレイで、楽しそうな辻ちゃんを。
陽の存在というのかしら。
辻ちゃんを思い出すと、ほんのちょっとだけ「まともになろう」という気になる。
お手本というほどのリスペクトではないのだが、自分にない「まっとうさ」とか「生命エネルギー」といったものを思い出す象徴として辻ちゃんを思い出すことにしている。
『いつも心に辻ちゃんを』
これが私のモットーである。
……ほんと秋桜どこいった。
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