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こちらが理想と現実のギャップに、のちに衝撃を受けることになるページです。
2000円から3000円でも正直高いと思っていました。
ただ、その前にも洋裁教室の先生の意見や大まかな金額を取材しており、この理想の金額で販売することはたぶん難しいだろうな…と薄々思っていました。
作る側の意見はもちろん、使う側の意見も当時募っていたので、これは歩み寄れないんじゃないかな?と割と早い時期に気付いていました。
私個人が買う側として客観的に考えても、
「せめて1500円くらいなら…」
というのが本心でした。
ところがプレゼンテーション後の質疑応答で、
「良い物は高くても売れると思います。価格をもっと高く設定して利益が出ることを考えていいと思います」と言われ、
「確かにおっしゃる通りですね。ですが、私を含む障がい者は簡単に就職もできません。在宅介護をしている方の中には仕事を辞めて24時間介護で、ギリギリの生活の方も多くいらっしゃいます。この販売価格を上回ることは考えられません」
と答えました。
ところが後に縫製会社さんに試作品をお願いすると、仕入れ値が希望販売価格と同じだとわかり、このビジネスプランを実施することは難しいと判断しました。
ですので、これ以降の作り方のページから有料公開にします。
ご自身で作れる方は参考にして作ってください。
作ることが難しい場合は、手芸の得意な方に作ってもらってください。
第一試作品から、特許出願バージョンまでいくつかのパターンがありますが、市販の産褥ショーツを使う手軽なものも紹介します。
お役に立てるよう写真を添えてご説明しますので、有料公開以降もお付き合い頂けますと嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。