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トランスじゃない方のJensen

Jensenというスピーカーメーカーがある。Jensenというトランスメーカーもある。なんとなく同じだと思っていたが、どうやら全く別の会社のようだ。スピーカーはイタリアで、トランスはアメリカ。創始者も別人である。そこまではいいのだが、ここにちょっとした疑問がある。

今日はスピーカーの方のはなし。Jensenのスピーカーは、草創期のフェンダーのアンプをはじめ、当時のLeslieなどにも軒並み採用されている。名門のスピーカーメーカーなのだ。でもなんでアメリカのメーカーが、わざわざイタリアのスピーカーを?と不思議に思うわけである。

今日ふとJensen Loudspeakersのサイトの社史を読んでいたら意外なことが書いてあった。

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結論的にいうと、 Peter L. Jensenはデンマークで生まれ、1909年にアメリカに渡り、1915年に最初のスピーカー”Magnabox”を開発した。つまりJensenのスピーカーはやっぱりアメリカ発祥なのである。1960年代後半に生産中止になり、1990年台に入ってイタリアにライセンスがわたり当時のリイシューを含めた現在のラインナップの生産が再開したということなのだそうだ。

Hammondも製造中止のあと、現在は鈴木楽器が作っているしなんかそういうの多いですね。Hammondは、B3をはじめとする黄金期のオルガンの出来が良すぎて、かつ壊れても修理可能であったため、その後の製品が売れずに会社が潰れたという噂もありますがどうなんでしょうね。

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