桜ヶ池クエスト

TVアニメ「サクラクエスト」をきっかけに始まった、桜ヶ池周辺の桜の木の整備育成活動「桜…

桜ヶ池クエスト

TVアニメ「サクラクエスト」をきっかけに始まった、桜ヶ池周辺の桜の木の整備育成活動「桜ヶ池クエスト」の公式noteです。桜の王国実現すればいいなーという超長期的プロジェクトです! https://sakuragaike-quest.com/

最近の記事

第二十章 俺の屍を越えて行け

2018. 11. 16 レベルアップクエスト02も終わり、すっかり秋の気配が漂う桜ヶ池。 僅か数週間ですっかりと落ち葉でいっぱいとなった。 ソ「あ、森の人がゴー○トバスターズごっこしてる。俺もやりたい!!」 森「違うわ!!落ち葉の清掃や!」 ソ「焼き芋は?」 森「しません」 焼き芋を焼かない落ち葉拾いになど興味が湧かないので、さっそく本題に入ろう。 まずはイベントの反省から。 ソ「今回は85点!」 サ「お、前回よりだいぶ上がりましたね」 森「まぁ、あそこ

    • 第十九章 決断ふたたび

      2018. 10. 26 第二回レベルアップクエストを翌日に控えた今日。 我々、五人の勇者達は多忙を極めていた。 ソ「あ~やばい~やること多すぎ~万策尽きる~」 森「名言きたこれ」 ナ「張本人が言うとリアルやな」 サ「もう明日ですよ!見習い勇者、早くやることやって下さい」 ソ「もう分かった。勇者はリーダーで物事を決める人。だから俺は何もしない」 森「お、悟りに入ったね」 ナ「なんでやねん!明日までにやらなあかんこと1人ずつ検証してみよ」 サ「まずはTシャツ出

      • 第十八章 ヴィーナスのささやき

        2018. 10. 12 ソ「ん~~~~~~~~~~~~~~~」 その日、見習い勇者は悩んでいた。 サ「どうするんですか?早く決めて下さい」 だって悩むんだもん。 サ「普通に黒でいいじゃないですか。それか白か」 ソ「白はやだよ。速攻でカレーこぼして黄色くなるのが目に見えてる」 そもそも、事の発端は森の人が言い出した「???アイテム」である。 次回イベントに合わせて、何か新規アイテムを作れないか?という話だったのだが、 結局、何度か話し合った結果、「スタッフT

        • 第十七章 若人たちは夢をみる

          2018. 10. 5 地元の方とのパイプを作ろうという話を始めた訳だが、我々勇者と同世代ぐらいの若人(世間的にはおっさんだが、気持ちは若い人)がいないか探した結果、やはりナント村の商工会に話を聞いてみるのが良いという結論に至った。 そして… ソ「なんだろう、この既視感…」 森「うん…」 ソ「これって、どんと恋 間野…」 森「shut up!!」 ということで、本日お邪魔したのは、ナント村商工会 左側が商工会のかちょーをされているオオノさん。 右側が若人を取り

        第二十章 俺の屍を越えて行け

          第十六章 桜ヶ池周回見聞録

          2018. 9. 28 ソ「いや~今日も良い天気だ」 サ「暑さも和らぎましたしね」 キ「なぜここで会議?」 ソ「いや、たまにはネイチャーの中でのミーテイングも意識高い系IT企業っぽくていいかなって」 ソ「先週、言ってた活動啓蒙用パンフの進行具合どう?」 キ「叩き台は作ってみたので後でお見せします。まさかここで会議すると思ってなくて置いてきちゃったんで」 サ「じゃあ、アンジェリカに戻りますか?」 ソ「せっかくここまで来たんだから歩くかぁ~桜ヶ池1周」 キ「結構な時間かかりま

          第十六章 桜ヶ池周回見聞録

          第十五章 ザツボクが あらわれた!

          2018. 9. 14 前回、次の秋イベントは「桜満開プロジェクトさん」との共同戦線が決まった訳であるが、肝心のイベントとは一体、何をやるつもりなのか? サ「うぇーい」 キ「???(なぜ持たされた…)」 森「サコディ、今日どうしたの?満面の笑みでマラカス振るおっさんて恐怖なんだけど」 ナ「間野山研究学会の仕事忙しいみたいよ」 ソ「うーん」 森「こっちにも変なおっさんいるし」 ナ「こっちは前からやろ」 ソ「どうしようかなぁ、次のイベント」 森「桜満開プロジェク

          第十五章 ザツボクが あらわれた!

          第十四章 紡がれてゆく歴史と共に

          2018. 9. 7 ソ「パイセン、シャース!!」 時間は少し前に遡る。 前々回あたりの定例会議にて、地元の方とのパイプを作ろう作戦を始めたわけだが、さっそくサコディより、一度お会いしておいた方が良い方がいると連絡があったのだ。 この方はマキさん。残念ながら「サクラクエスト」の真希との関係はまったくないおじさんだが、この地域の世話役の一人だ。 ソ「ご挨拶が遅れまして、サーセンでした!!」 マ「いやいや、そんな言うほどパイセンじゃないから気にせんといて」 ソ「いえ、

          第十四章 紡がれてゆく歴史と共に

          第十三章 勇者も漢なら潔く散れ

          2018. 8. 31 前回、新しく始動したプロジェクト。 題して「桜ヶ池3分クッキング」企画な訳だが、 我々は早くも大きな壁にぶち当たっていた。 ナ「うーん…」 森「ナント村の特産を出すだけ出してみたものの」 ナント村 ジョウハナ 絹・アニメ フクミツ バット・おかき・干し柿 フクノ 里芋・菊 イナミ 彫刻 イノクチ 椿 カミタイラ 合掌造り タイラ 合掌造り トガ そば・演劇 サ「もちろんこれ以外にもあるんですけど、有名所として出して見るとこん

          第十三章 勇者も漢なら潔く散れ

          第十二章 真実の果実

          2018. 8. 24 前回、まったく内容のない冒険録をアップしたにもかかわらず、なぜかtwitterでは「109いいね」も、ポチられていることに衝撃を覚えつつ、ようやく前々回の続きである、イベント反省会&新展開へと。 ソ「ということで、1週間ぶりの定例会議を始めます」 森「ソーマ君、先週、誰もいないのにここ来ちゃったんでしょ?(笑)」 ソ「違うし。俺は真面目だから、1人でイベントの反省点をまとめようと思ったんだし」 ナ「真面目とかどの口が…休みなの、忘れてただけでし

          第十二章 真実の果実

          第十一章 勇者たちの休日

          2018. 8. 17 定例会議の為にアンジェリカに行った。 誰もこなかった。 今週は盆休みにしていたの忘れてた。 桜ヶ池がとっても綺麗。 帰ろ。 次回 来週こそ反省会&“食”企画スタート!! #富山県 #南砺市 #地方創生 #桜ヶ池 #アニメ #サクラクエスト

          第十一章 勇者たちの休日

          第十章 悪魔バフォメット降臨

          私の名は、自遊の森のお兄さん、こと森の人。 見習い勇者ソーマに誘われて、はじまりの木を守護するものである。 そんな私が、今日は主役を務めることになる。 その名も「森の人、はじめてのおつかい 真夏の大冒険」 いつも見習い勇者ソーマばかりがフューチャーされているので、 これを機に主人公の入れ替えを画策しようと思う。 長「ワシ、コレ、ホシイ」 森「ちょ!ダメですって。置いて下さい。食べる気ですか?」 長「むかっ!誰がこんなかわいいもん食うか!」 森「だって、巨人に

          第十章 悪魔バフォメット降臨

          第九章 勇者は神様と仲直りしたんだと思う

          桜ヶ池クエスト「レベルアップクエスト」を明後日に控えた金曜日 ソ「さて、いよいよ例のモノが完成した」 森「例のモノってギルド証?」 ナ「どんなんになったんです?」 ソ「まずはこれを見てくれ」 森「ちょ…なにこれ!」 キ「すごく綺麗ですね!」 ナ「おお、これは本当にすごいっすね!」 ソ「これが、今後、我ら夜明けのギルド団の公式マークとなる。あいけろさんは、たくさんの人の協力で花を咲かせていく様子をイメージして描いてくれたそうだ」 キ「さすが、あいけろさん」

          第九章 勇者は神様と仲直りしたんだと思う

          第八章 壁画に込められし願い

          この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となりその一足が道となる。迷わず行けよ 行けばわかるさ。(アントニオ猪木) そう、行けばわかるさ。 アリガトーーーーーー!!! このたび、東海北陸自動車道は全線開通10周年を迎えたそうです。 鉄道の駅と同じように、高速道路もまた、町と町とを結ぶ大事な役割があります。 「道を通じて感動を人へ、世界へ」(NEXCO中日本) そして昔の人々も言いました。 「全ての道はローマに通ず」

          第八章 壁画に込められし願い

          第七章 種族は違えど想いは同じ

          これまでお伝えしてきた「桜ヶ池クエスト」は、見習い勇者ソーマによる冒険談が主であったが、実は裏で真面目な事もやっている。 「桜ヶ池クエスト実行委員会」とは、このプロジェクトの根幹を成す組織であり、いわば「五人の勇者達」は、この組織の元で活動している訳である。 参加しているのは以下の企業、行政、団体となる。 ・株式会社つなぐ南砺 ・株式会社P.A.WORKS ・PARUS ・南砺市 ・南砺市造園組合 初総会なので、まずは役職決めからスタート。 その他、監査など

          第七章 種族は違えど想いは同じ

          第六章 この旗のもとに

          この日、いつもどおり勇者定例会議を済ませた私は、 天気も良かったのでサコディ、キツネの娘とランチへ出かけた。 ソ「今日は天気いいなぁ」 サ「そうですねぇ」 キ「こんな日は油揚げ食べたくなりますね」 ソ「すっごくどうでもいいんだけどさ、キツネの娘って言いづらいよね」 サ「勇者が決めたんじゃないんですか」 キ「ソーマさんて、基本思い付きだけで生きてますよね。後先何も考えてないし」 ソ「…」 ソ「それ絶対飲めてないだろ」 キ「飲めてない事ではなく、飲もうとする努力こ

          第六章 この旗のもとに

          第五章 勇者力を持つ者、持たざる者。

          ナ「相馬さん来た」 キ「さすがに市長への活動報告の会談だけあって、今日は真面目ですね」 森「えっ、ソーマ君ズルい。俺、森の人感出す為にツナギで来ちゃったよ」 サ「TPOをわきまえることも重要ですよ」 ソ「みんなお待たせ。行こうか」 サ「アカン(泣)この人、全然わきまえる気ないですやん!!」 ナ「マジか。警備員に止められへん?」 森「俺はソーマ君を信じてた」 キ「(ドキドキ)」 村長は公務の為、めちゃくちゃお忙しい方だ。 我々に与えれた時間は30分。じっとそ

          第五章 勇者力を持つ者、持たざる者。