佐倉ばら会(公式)

「佐倉ばら会」は、バラやガーデニングの愛好家である会員相互の親睦を図るとともに、バラ文化の継承及び発展に寄与することを目的に、2010年3月に設立されました。バラに関する講演会や素敵な庭園の見学会、バラ剪定講習会、市内の公園内花壇や小学校花壇へのバラの植栽などを行っています。

佐倉ばら会(公式)

「佐倉ばら会」は、バラやガーデニングの愛好家である会員相互の親睦を図るとともに、バラ文化の継承及び発展に寄与することを目的に、2010年3月に設立されました。バラに関する講演会や素敵な庭園の見学会、バラ剪定講習会、市内の公園内花壇や小学校花壇へのバラの植栽などを行っています。

最近の記事

ガーデナー便り(12月号)

皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(12月号)」をお届けします。 今年も早いもので12月となりました。この月の事を「師走」と呼びますが、師走とは年末は師が忙しく走り回るからとの説が有力だそうです。では「師」とはだれを指すのかというと1年で一番忙しい時期、「僧侶が仏事で忙しく走り回る」と「教師も慌ただしく走り回る」など諸説あるようです。ほかに春待月、晩冬などの異称があります。 さて、1月からこの植栽コラム「ガーデナー便り」をお届けしてきましたが、早いもので1年

    • ガーデナー便り(11月号)

      皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(11月号)」をお届けします。 各地の紅葉が見頃になり、その美しさで賑わいを見せています。秋の盛りを感じますが、暦の上では立冬を迎え、冬に入る頃です。あんなに暑かった夏がずいぶん前に感じるように、朝夕の冷え込みは強くなり、日差しも弱くなってきました。地域によっては初霜、初雪が降り、晩秋から初冬へと季節の移り変わりを感じます。 バラの実「ローズヒップ」について 一季咲きバラの実が色づき始め、春の華やかさとはまた別の魅力を感じ

      • ガーデナー便り(10月号)

        皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(10月号)」をお届けします。 1年を「春夏秋冬」の4つの季節に分け、更にそれぞれを6つに分けたものを「二十四節気」といいます。この中で10月の季節を表す言葉として「寒露」「霜降」があります。寒露とは、秋の深まりとともに朝晩の冷え込みが日を追うごとに増してきて、草木に降りた露が寒さで凍ってしまいそうな様子を表しています。木々の葉が色づき始めるのもこのころからです。 今年は残暑が厳しく、鉢植えのバラを育てている人は、水やりが大

        • ガーデナー便り(9月号)

          皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(9月号)」をお届けします。 9月は長月ともいわれ、由来は秋も深まり夜が長くなってくる頃、「夜長月」との説と言われています。彼岸を過ぎると日が少しずつ短くなり、朝夕涼しさを感じられるようになります。秋の気配を感じられるとはいえ、ここ数年、日中はまだまだ残暑が厳しい日もあります。人も、ばらも夏の疲れが出るころです。体調管理やバラの管理に気配りが必要です。 さて、花後に挿し木した苗も、大分育ってきている事と思います。 挿し木し

          ガーデナー便り(8月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。佐倉ばら会「ガーデナー便り(8月号)」をお届けします。 いよいよ夏本番です。猛暑(酷暑)、花火大会、高校野球甲子園大会、向日葵、海水浴等夏に関係ある言葉や行事があります。しかし、暦の上では秋の始まり。二十四節気のひとつとして、立秋が8月8日に当たります。 時候の挨拶も残暑の言葉が使われるようになり、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わります。また、今月は日本人にとって正月と同じくらい重要とされる「お盆」があります。お盆は先祖の

          ガーデナー便り(8月号)

          ガーデナー便り(7月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(7月号)」をお届けします。 7月は別名を「文月」(ふみづき・ふづき)といいます。「文月」は短冊に歌や字を書き、書道など習い事の上達を祈った七夕の行事「文披月」(ふみひらづき)が転じたものと言われています。今月の前半は梅雨時期で星空を眺める機会は少ないかもしれませんが、年に一度のロマンチックな星物語に思いを馳せ、晴れた日には澄んだ星空をゆっくり眺めるのも良いかもしれませんね。 さて、6月号では、挿し木の方法などをお

          ガーデナー便り(7月号)

          ガーデナー便り(6月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(6月号)をお届けします。 6月の旧暦は水無月、皆尽月などの異称があり、由来は諸説ありますが、旧暦の水無月は現在の7月にあたり、稲作にまつわる時期のものが多いです。田植えが済み、田に水を張り始める事から「水の月」→「水無月」と呼ばれるようになったと言われています。停滞前線の発生回数が増え、梅雨の時期になります。 お気に入りの株を増やす「挿し木」 四季咲き性のばらは、一番花が咲き終わり、二番花が咲く時期でもあります

          ガーデナー便り(6月号)

          ガーデナー便り(5月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(5月号)」をお届けします。 5月は「皐月」「菖蒲月」「早苗月」などの異名があります。 木々が成長をはじめ、新緑の美しい季節を迎えます。5月2日は八十八夜に当たります。いよいよバラの開花本番を迎えます。ここ数年、少しずつバラの開花する時期が早くなっています。 バラにとって一番美しく咲き誇り、ガーデナーにとっても、寒い季節に剪定作業、つるバラの誘引作業などの成果が表れる時でもあり、蕾が膨らみ、色づき始めた時は、嬉し

          ガーデナー便り(5月号)

          ガーデナー便り(4月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(4月号)」をお届けします。 「春眠暁を覚えず」春の眠りは心地よく、夜が明けるのが気づかないほど。目覚めてみると、あちこちで鳥のさえずりが聞こえる様に。とりわけ鶯は、鳴き方も上手になり、自慢げに歌う。 毎年、バラの咲く時期が早まり、今年も1週間程早まりそうです。日ごとに蕾が膨らみ、色づき始めると朝庭に出るのが楽しみになっています。 ただ、楽しみと同時に、気がかりなのが、アブラムシ、バラゾウムシが出始めるので、軍手

          ガーデナー便り(4月号)

          ガーデナー便り(3月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(3月号)」をお届けします。 3月の声を聞けば、もうすっかり春の陽気です。3月6日は「啓蟄」にあたり草花も芽を出し始め、気持ちも浮き浮きしてきます。冬の間に剪定を終えたバラたちも、新しい芽を伸ばし始めました。朝、千葉県佐倉市の堀田邸ミステリーローズを見ていたら、なんと蕾が膨らみ始めていました。例年、このバラは、4月中旬に咲き始めていましたが、今年はもっと早く咲くのではと思います。 3月は、芽が伸び始めてワクワクして

          ガーデナー便り(3月号)

          ガーデナー便り(2月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(2月号)」をお届けします。 2月は「如月」「梅見月」「初花月」等の異称があり、旧暦2月の異称を用いていますが、新暦では3月頃に当たります。月初めには、立春を迎え、暦の上では春となりますが、未だ寒さがぶり返す季節でもあります。2月は木バラの剪定作業の適期です。1月に続き、未だ休眠中のバラへの大事な剪定作業(冬剪定)の時期でもあります。 剪定作業の必要性(古い枝を整理して環境を整える) バラは、基本的には剪定しなく

          ガーデナー便り(2月号)

          ガーデナー便り(1月号)

          植栽コラム皆さん、こんにちは。 佐倉ばら会「ガーデナー便り(1月号)」をお届けします。 バラの栽培について、年間の手入れ方法を毎月お伝えしてゆきます。 1月は「睦月」と言い、陰暦で正月のことです。親類知人が互いに往来し、仲睦ましくするとの説が有力とされています。さて、バラの年間の手入れで1月は一番大事な時期でもあり、年間計画を立てる時期でもあります。 1月の前には、12月から2月頃にかけ、木バラの剪定とつるバラの誘引作業、寒肥の施肥があります。バラは、冬の間休眠します。

          ガーデナー便り(1月号)