トロントの大学に怒り爆発?!カナダの大学へ通ってみた。ヨーク大学編
今回はカナダの大学シリーズ 第3弾で、通ってみたら怒り爆発したトロントのヨーク大学での体験についてお話しします。
セネカ・カレッジを卒業した後も私のCGAへの道は続きます。CGAの資格を取るためには4年制卒のDegree(ディグリー)という資格がないといけなく、でも当時セネカでは目ぼしいディグリープログラムがなかったため、ヨーク・ユニバーシティー(York University)という大学に編入しました。ここでは最終的に約1年かけて10科目受けましたが、卒業することなく後からお話しするアサバスカ大学へ編入しました。
セネカ・カレッジでのお話を逃した方はこちらを先にご覧いただくと、私が比べているポイントがわかりやすいかと思います:
セネカがパートタイムの学生に優しく最適な学校だったということにヨーク大学に入るまで気づかなかったので、ここに私の怒りを爆発させた短大と大学の大きな違いをいくつかお話します:
パートタイム向けの授業の有無
一応パートタイムも受け入れているにもかかわらず、そもそもヨーク大学はフルタイムの学生さんがメインの大学でパートタイムの学生への配慮にはあまり力を入れていないらしく、当時平日の夜、週末やオンラインで受けられる科目に限りがありました。
10科目を受け終わるころ、さぁ次は・・・と選んでいたところ、あまりにも選択肢が少ないことに気づいたんです。10科目中のいくつかはアサバスカ大学へ編入の際に直接使えたとはいえ(全部じゃないんですよ!)、もっと早く気づいていれば1年も時間を費やす前に違う手をうったに、気づくのに時間がかかってしまったことが悔やまれます。
それでもヨーク大学もパートタイムの学生を受け入れているんですから、ちゃんと受けられる授業を用意するのが筋じゃないですか?!
ムムムーーーっ!
生徒の質と先生との関係
平日の夜の授業でも、ヨーク大学では生徒のほとんどがフルタイムの生徒さんが夜間の授業を選んで受けているパターンなようで、若い生徒さんが多くキャッキャししている人が多かった印象です。肌で感じ取れるキャピキャピ感(笑
そこは構わないんですが、授業中でも、パソコンでノートを取っていると思わせておいて実はバスケの試合を観戦なんていう生徒もちらほらいたりして(先生には見えなくても後ろに座っている私からはバレバレ)、あまり真剣に授業を受けていない人も目立ちました。授業によっては先生もそんなのお見通しで、パソコンの使用禁止!なんて最初からルールにしてしまう先生も。
当然、パートタイムの時のような先生と生徒が尊重しあっている、という雰囲気はありませんでした。生徒も真剣で先生からもリスペクトが感じられる環境にずっといたので、こういうものだと割り切ってもなかなか穏やかに授業を受けられるベストな環境とは言えませんでした。
ムムムムーーーっ!!
大学側のこちらのほうが偉いぞ感
セネカの時には感じませんでしたが、大学側の「生徒が大学側に都合を合わせなさい」感が強く感じられました。というのも、一度試験の結果に納得がいかず申し立てをしたとき(!)「これこれこの書類をそろえて平日のこの時間までに提出すること」と、週5で普通に働いている人には全くもって無理な注文をされましたし、他にも基本的に週5で平日仕事をしていると手続き系は難しい仕組みになっていました。実際その書類を提出するために、わざわざ会社を早退してはるばる学校まで出向かなければなりませんでした。
アサバスカ大学へ通っている間もセネカへテストだけ受けに行くことが多かったりしたんですが(こちらも今度どういう仕組みかお話しします)、セネカではメールでやりとりできることが多く、また返信もちゃんと返ってくるのであまり不便を感じませんでした。うまく伝わるといいのですが、同じ事務局の対応でもセネカ・カレッジの時とヨーク大学の時では、生徒に対する姿勢がかなり違うように感じ、少しずつ溜まっていたストレスにさらに追い打ちをかけました。
ムムムムムーーーっ!!!
そんなこんなで、1年経つと怒りは爆発。時間的に受けられる授業もほぼなくなってしまった上に環境にも飽き飽きしてしまったので、別の大学へ編入することに決めるのは割と簡単でした。そうして完全通信制のアサバスカ大学へ編入したのです。そのお話はまた今度。
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