『[新版]理科実験の教科書3年』から万華鏡を作ってみた1(おはじき編)
オリンピックの報道にくぎ付けの今日この頃です。鮮やかに相手を投げる柔道選手や、初老ジャパン(衝撃的な呼称です)の颯爽とした乗馬姿などを見ていると、子どものころにこの競技に出会っていたら人生変わっていたかも!とあらぬ妄想がふくらみます。
夏休みの自由研究も、出会いのチャンスかもしれません。『[新版]理科実験の教科書3年』を参考に、万華鏡を作ってみました(pp.56-57「光のものづくり」)。
ミラーシートとおはじき、カッターとカッターマット、定規、セロテープ、油性マジックを用意します。
ミラーシートにシャープペンシルで6cm×8cmの線を引きました。
引いた線に沿ってカッターで切り出します。すこし固いので手もとに注意!
折って三角柱が作れるよう、外面に2cm幅で2本、軽く切り目を入れます。
万華鏡の胴体部分ができました!セロテープで止めて三角柱にします。ここまでは簡単^^。
万華鏡にする前に、3枚の鏡の状態でものがどう映るのか、確かめておきましょう。
いよいよ万華鏡づくりです。
片側におはじきを1枚貼りました。セロテープは長めに使います。
明るい方を向いて覗きましょう。きれいな柄が見えます。(太陽や強い光は覗かないでください!)
青一色だとさびしいので、黄色のおはじきを重ねてみました。
一気に華やかになりました!ウクライナカラーですね。
気をよくして赤いおはじきも重ねてみます。
色が一段濃くなった感じです。豪華さが増しました。
もう十分な気もしますが、ここは実験の精神で緑色のおはじきも重ねます。
……視界が暗くなっただけのような。
「過ぎたるは及ばざるが如し」とつぶやくと、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と、すかさず編集から返しがきました(さくら社の論語関連書籍もよろしくお願いします)。
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おはじきを最初の1枚に戻して、三角形の角の部分に油性マジックで色を塗ります。
余白が減り、色ガラスをくまなくちりばめたステンドグラスのような感じに!
マジックの色や塗る場所は、セロテープを貼りかえればどんどん変えられます。
いろいろ試してみると面白いですね。