教育関係書籍・ソフト出版 さくら社

子どもたちが元気に楽しく伸びていくことを願う元小学校教師が、「教育」の可能性を信じ、現場に直接働きかける書籍をつくりたいと設立した出版社です。書籍のウラ話、スタッフのこぼれ話、さくら社や神保町にまつわる様々なことを綴っていきます。https://www.sakura-sha.jp

教育関係書籍・ソフト出版 さくら社

子どもたちが元気に楽しく伸びていくことを願う元小学校教師が、「教育」の可能性を信じ、現場に直接働きかける書籍をつくりたいと設立した出版社です。書籍のウラ話、スタッフのこぼれ話、さくら社や神保町にまつわる様々なことを綴っていきます。https://www.sakura-sha.jp

最近の記事

サンプル版『さくらmathはじめます!』使えます!

 『さくらmathはじめます!』の発売はまだ先ですが、チラシも出来上がり、サンプル版もアップされています。そのサンプル版には、1年生の「100までの数」が全部入っています。それをちょっとご紹介します。    1ページ目を開くと鉛筆の束が出てきます。それを見て、鉛筆が何本あるか答える勉強をします。とても簡単と思うのですが、初めて学ぶ子の中には躓く子も出てきます。  10の束を見て、10、20、30・・と考えて50とたどり着く子もいます。その子が、次第に慣れてきて、「束が5つだ

    • あの子をわかる、育ちに向き合う(保健室の先生に聞く vol.2)

       保健室の先生に聞くシリーズの2巻、あの子をわかる、育ちに向き合う (保健室の先生に聞く) | さくら社が、いよいよ今週末に発売されます。頼れる保健室の先生・澤先生の知識と経験からくるアドバイスが、クラスのあの子との接し方に悩む先生たちに届きますようにと、心をこめて本を作りました。  写真の背景はカバーの色校正紙です。今回はカバーに風合のある紙を使ってニス引きとし、帯はPP貼りにして、ともに引き立つ感じを出しました。実物を手に取ってご確認いただければ幸いです。(営業M)

      • 新刊出来ました

        待望の新刊が出来ました! カバーのデザインは、どんな子も受け止めてくれる先生の手のイメージです。表紙や中扉にもこのモチーフが登場します。 いよいよ今週末、11月2日発売です。お楽しみに!(営業M)

        • 今年も古本祭り!

          神保町の交差点。 ことしもドーンと出ていました。「神田古本まつり」 神保町は古本屋街で有名です。 神保町の交差点を中心に、靖国通り沿いに古本屋がたくさん並んでいます。 その古本屋さんが、歩道にも古本を並べて、歩道の両側に古本がずらーっと並ぶので、マニアにはたまらないお祭りとなっています。 歩道に並んでいる古本に、大勢の人が目を奪われ、ちょっと手に取って・・・と楽しんでいます。 わたしも目に付いた本を手に取り、パラパラめくり楽しみました。 古い算数の本はあるかな?と思う

          11月新刊案内(その2)

          全国のさくら社ファンの皆様(いずこに?)にとって来月は良い月です。 11月2日発売の新刊がなんともう1冊あります! 「保健室の先生に聞く 気になるあの子、気になるあのこと」の著者にしてカリスマ保健室の先生、澤栄美先生による待望の新作✨。 今回はさらに担任教師に寄り添った内容になっています。寄り添うだけじゃなくて、「あの子」を理解し、成長を支援するために何ができるのか、次々とアドバイスが出てくる。頼りになる一冊です。

          11月新刊案内(その1)

          全国のさくら社ファンのみなさま、お待たせしました! 11月2日発売の新刊をご案内します。 まずは山中伸之先生著、野口芳宏先生監修の「授業力を高める「受けの技術」」。ウケ、ではありません。受けです。攻めを受け止める受けです。 授業名人・野口先生の子どもに対するリアクションの手法が、これでもか!というぐらい詳細に分析されています。もはや愛です。 山中先生の粘り腰が生んだ10年越しの書。どうぞご期待ください!

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          「ねこのしっぽ」神保町の定食屋さん

          「ねこのしっぽ」神保町の定食屋さん

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          かけ算9の段で悩む娘と指かけ算やってみた!(「夢中で算数」をつくる教材アイディア集2 より)

          肌寒くなってきましたね。先日娘の中学校で体育祭がありとても暑かったのですが、急な季節の移り変わりを感じます。体調も崩しやすい時期なので、皆様どうぞご自愛ください。 9の段がむずかしい かけ算九九をできるようになりたい!と最近とても張り切っている娘(中2、ダウン症があります)から、どうしても9の段がむずかしくで覚えられないんだと話がありました。 実は、そう娘が言ってきたら一緒にやってみたいことがありました。「夢中で算数」をつくる教材アイディア集2にある、『9の段専用の指九

          かけ算9の段で悩む娘と指かけ算やってみた!(「夢中で算数」をつくる教材アイディア集2 より)

          読めますか?「仰有る」

          『算術倶楽部』という明治41年に発行された本に載っていた漢字です。 「仰ぐ」と「有る」ですから、単純に結びつけると「あおぐある」です。 何となく、見上げる思いを伝えている言葉とも思えます。 この漢字の読みを広辞苑で調べてみました。 「オオセアルの約」 「オオシャルの転」 とあります。 両方のアプローチがあり、この言葉になったのでしょう。 「おおせ」というのは「仰せ」のことで、「目上の人の言いつけ」と広辞苑に載っています。 「言いつけが有る」 「仰有る」にはこういう意

          読めますか?「些か」

           さくら社は出版社なので、わたしも著者先生の原稿を読ませていただいています。  今日は、尊敬する野口芳宏先生の新刊『教師人生を楽しむ』(11月23日発売予定)の校正をしていました。  前書きに教師人生を楽しむことについて書かれています。  もう、その段階で読めない漢字が出てきました。「些か」です。  読めないことは恥ずかしいことではなく、読めないままにしておくことが残念なことと思っています。  ・できるだけ調べる。  ・読みが分かったら、脇に読みを書く。    そうやっ

          読めますか?「側らず」 

           さくら社のある神保町には古本屋さんがたくさんあります。  若いころから古本に興味があったので、今は実にありがたい環境と思っています。  今回の問題は、『孝道』と言う本に載っていた漢字です。著者は澤柳政太郎。澤柳先生は、成城学園初等学校の初代校長先生です。版元は冨山房。国語辞典の『言海』が有名です。昭和16年の発行です。  この『孝道』には、親孝行に関するあれこれがたくさん掲載されています。親孝行全書といった感じの本です。序の冒頭には「孝は百行の本なり」と記されています。

          読めますか?「絶念める」

          「ぜつねんめる」と読んでみたくなりますが、どうにも日本語としておかしいです。 ではと、「絶」の訓読みは「たえる」。 「念」の訓読みは「おもう」。 このように訓読みで考えて、「たえおもう」としても、送り仮名が「める」なので、うまくつながりません。 でも、おもいが絶えてしまったら・・・ そう思い始めると、この読み方にふと納得感が高まりますね。 (横山験也) 引用文献:『世界遊戯法大全』(松浦政泰著、博文館、明治40年発行)

          算術の古本を購入。表紙の絵が横山隆一だった!

          日本の古本屋というインターネットの大型古書専門店があります。もう、かなり長くお世話になっています。 戦前の算術の面白そうな本があればと、日本の古本屋で検索をしたら、『母の算術』と題した書が出てきました。 戦後、矢野健太郎が書いた『お母様のさんすう』(暮しの手帳社)がとてもいい内容だったので、似たタイトルのこの本もきっと知的な面白さがあるだろうと思い、ポチしました。 本が届き包装から本を取り出してみると、表紙に味わいがあります。 文字が特徴的で、これなんだかちょっとすごい

          算術の古本を購入。表紙の絵が横山隆一だった!

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          さくら社 自慢の通り??

          特別支援教室 「さくらmathはじめます!」 目次ページのさくらmathが大きくなりました!

           特別支援教室向け算数ソフト「さくらmathはじめます!」には、目次ページがあります。  上部に単元のボタンがあり、その下に学習ページのボタンがセットされています。  そのページに「さくら鱒」と「さんすうネコちゃん」が一緒に楽しんでいるイラストをセットしたのですが、ちょっと小さすぎたので、プログラムを少し変更して、大きめのサイズにしました。  学習ページが5ページ以上ある場合は、スクロールして下の方にあるページを見るのですが、このスクロールをすると、ちょっと面白い雰囲気に

          特別支援教室 「さくらmathはじめます!」 目次ページのさくらmathが大きくなりました!

          特別支援教室 「さくらmathはじめます!」に「さくら鱒」登場!

           「さくらmath」というのは、さくら社の算数という意味なのですが、その声が「さくら鱒」とも聞こえてきます。  それならばと、さくら鱒にも登場していただきました!  この猫や鱒のイラストを担当してくれたのは、『「夢中で算数」をつくる教材アイディア集』の猫ちゃんや先生を描いてくれた、ゴトウマキエさんです。  「さくら鱒ちゃん」と「猫ちゃん」のセットは、目次ページでも登場します。  オーバーにならないように、小さめに登場します。  販売はまだ先ですが、特別支援の教室で子ども

          特別支援教室 「さくらmathはじめます!」に「さくら鱒」登場!