〇ケーキと赤面のわたし
今日は少し恥ずかしかったエピソードを。
こういうのはやらかした直後の出来たてホヤホヤが一番。(パンか?)
ということで今日起きたことです。
本日11月22日、いい夫婦の日は弟の誕生日。
しかも2000年生まれという、なんとも整然とした生年月日。
誕生日といえば誕生日ケーキだが、我が家は少しめんどくさい。
姉であるわたしはフルーツが大好きだけど、(15歳くらいまで)チョコが嫌い。
ぶっちゃけ、今もチョコ加工品はあまり好んで頂かない。
弟はチョコが大好きだけれど、フルーツが嫌い。
お気づきだろうが、弟とは食の好みが全く合わない。そのおかげで食べ物の取り合いは今まで無いから、兄弟間は違う方が平和なのかもしれない。
けれど両親、特に母は大変。
わたしの誕生日はショートケーキのホール、弟はチョコケーキの小さいサイズを買わなければならないし、弟の誕生日はその逆。
4人家族だから等分するのは容易なのに、我が家はそれができない。なので誕生日の人がホールの半分を食べるという、かなり糖分量多めな日になっていた。
さすがに今はホールで買わず、それぞれ好きなケーキのカットを購入している。
さらに弟は、好きなお店が大体決まっていて、基本そこのものしか食べない。誕生日ケーキは家の近くにあるケーキ屋さんのチョコレートケーキ一択。
けれどそこのケーキ屋さんには1つ、近年困ったことがある。ここ数年続く物価高の影響を受け、例に漏れず原材料の価格が高騰している昨今。しかしどうにか価格を変えずに提供したいと思っている節が、そのお店には確かにある。
そこで価格は変えずにサイズを小さくする策に踏み切り、なんとショートケーキの上に乗っている苺が半分!
ショートケーキの最大の魅力は、なんと言っても上に乗っている艶々とした甘酸っぱい苺。
それが半分なんて……!
というわたしと母。最近はあまりそのお店でショートケーキを買わなくなってしまった。
ということで冒頭へ。
そんな今日、わたしはたまたま代休で美容院へ行く用事があった。
ついで、とは言わないが、弟分以外のケーキを買ってくるよう母からお願いされた。
(弟と同じお店のものは買えないため)
美容院帰り、ショッピングモールでケーキ屋さんを発見。フルーツが美味しそうなお店で、ショートケーキを3つ注文。
さあお会計。
お支払いは何が出来ますか?と店員さんに尋ねると現金かクレジットカードのみとのこと。
お財布お財布〜、とバッグの中を漁っている間に店員さんがケーキを3つ取り分けてくれている。
…どんなに漁っても財布が見つからない。
あれ、昨日1番に財布の中に入れなかったっけ!?
今日は使わない手帳に使わないペンケース。ハンカチ、ティッシュ、鍵、本、AirPods。
「こちらでよろしいでしょうか?」
笑顔でケーキ3つを見せる店員さん。
「ごめんなさい、財布を忘れてしまったみたいでキャンセルで…」
恥ずかしすぎて足早にその場を去った。他にお客さんいなくて本当に良かった。
もう一件めではすかさず、「お支払いって何ができますか!?」と尋ね、paypayで無事購入。
なーんて、日常のはなしもね。
(写真は今年のわたしの誕生日ケーキ)