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〇自分を見つめ直すとき


久しぶりに先日、先輩と一緒に食事した。


腹が立った話、今モヤモヤしている話を面白可笑しく伝え、一緒に笑い飛ばした。


自分が不快に思った出来事に対し、笑い飛ばせる程度の感情の揺れだったのだな、と気づいた時にふと心が軽くなった。


自分の頭の中だけで感じていた気持ちだけではない感情が芽生えていたこと。


やっぱり、感情をきちんと言語化しなければいつまでも不鮮明だ。



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自分ひとりでコツコツとノートや手帳に感情を書いていくうちに違う景色が見える時と、話し相手とラリーを交わしていく中で徐々に輪郭が見えてくる時がある。


わたしはやっぱり人と話をすることが好きで、誰かと話していく中でブラッシュアップされていくタイプだ。


ひとりの力では、偏りが出てしまう。
感情や感覚に関することは、ここに書く程度の量でちょうどいい。


先日は母とある女の子の話をした。
その子はいくつか職を転々とし、結局家業に出戻りしたらしい。

最初、その子は前職でこんな酷いことがあった、こんなことをされたと母たちに言っていたらしい。それを聞いて、それはひどいね、大変だったねと話していた。


けれど一緒に働いていくうちに、前職の人たちの行動は彼女に辞めてほしかったからなのだと理解できてしまったらしい。

自己都合の退職と、会社から言い渡す退職は全く意味が変わってしまうから。


この話を聞いた時、

「転職をしたとして、辞めた後も前職の人たちと長く関係が続かない人は、今の職場でも同じような関係値しか築けない。
人はどこで繋がっているか分からないから、もしかしたら一緒に働くことがあるかもしれないし、助けてもらう機会があるかもしれない。」
(ただし転職理由がイジメや精神的に病んでしまった、などの理由ではない場合に限る)


という話を思い出した。


彼女は居づらくなって辞めたらしいので、一見すると「イジメ」の部類に入るようにも思えるが、そもそも彼女の仕事に対する姿勢は、

・キツい口調で発言する
・イライラをすぐに表に出す
・「仕事」と「プライベート」を仕事の時間に混同させる
・すぐにサボろうとする

そりゃあ「一緒に働きたくないな」って思われても仕方ないよなと思う。

反面、周りの大人がまったく教えてもらえなかったことを不憫に思う。


客観視する力を養えていないと、自分が相手にどう見られているのか永遠に気づけないのだ。


気づかないことが一番残酷。


自分を守るためにも、

人への理解を深めること
自分自身を知ること
知恵や知識は、本やアニメや映画。とにかく自分が一番好んで摂取できるものから得ること


自戒も込めて。

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桜
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