負け犬入院体験記 #2 七日目・頭痛い
※以前pixivFANBOXにて掲載していたものを転載しました。これは五月十七日の記事です。
僕はいま入院している。
そしていまめっちゃ……というほどでもないけど頭が痛い。少しだけだし問題はないと思うが。寝れば治るだろたぶん。
入院生活は相も変わらず暇で、割となにもやることがない。それをいいことにネット三昧している。
単調だがそれゆえに一日一日が長く感じる。それがいいことか悪いことかはわからないが、早く退院して家に帰りたい。パソコンで小説書きたい。
というか、小説って書き出すと案外書けるもんなんだね。ちょっとだけ書けたよ。昨日から書いてて大体二千字くらい。思いの外いっぱい書いてたけどめちゃくちゃ少ないのもわかってる。
そう考えると、やっぱり自分って才能ないんだなってわかって死にたくなってくる。どうせ死ねやしないんだけど。
そんなもんさ、人生なんて。
負けてつぶれて蹴落とされたって、残酷にも続いてゆく。
これがこの先永遠に続くと考えると、絶望しかないよ。
どうせ誰にも認められやしない人生だ。惨めだ惨めだと泣いている暇があれば、少しでも創作をしてちょっとは認められるための努力をした方がいい。
それで潰れたら? その時こそ命を絶てることを祈ろう。
創作できない自分に価値なんてありはしないのだから。
何を言おうとしてたか忘れたよ。いや、そもそもそんなものがあったかすらもわかりやしないのだけれど。