自己紹介(大学時代〜入学・部活動編〜)
自己紹介その2です。
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自己紹介〜大学時代(入学・部活動編)〜
「物理の授業が面白いから」と言う理由で、志望学部を「機械工学科」「物理学科」に絞って受験勉強を始めた私。
周りの支えあり、某国立大学への進学が決まったのでした。
旧帝大等ではないけれど、産業界では名が通っている大学であること。
「国立大学」であること。
そのようなことから、学歴主義の両親は「満足」したようでした。
親が「満足」したから。
きっと、私は「大丈夫」だろう。
何の根拠もなく、深く考えることもなく、
自分のことを他人軸に考え、
私はそう思い込んでしまったのです。
大学での部活動
中高でオーケストラばかりやってきた私。
大学入学後も、大学のオーケストラでの活動に夢中になりました。
平日は、練習日でなくても授業後必ず練習室へ行く。
休日も、土日両方活動に参加する。
年2回の合宿では、1週間泊まり込みで練習に明け暮れる。
そんな生活を送りました。
私は、何をして生きていきたいのか。
私にとって大切にしたい価値観は、何なのか。
身につけるべき力は何なのか。
そのようなことを考えることもせず、ただただ目の前の活動に取り組んでいたのです。
今そのように振り返り、
自己を理解することの重要性を学びました。
オーケストラで得ることができたこともあるにはあります。
大学3年生から大学院生までは、コンサートマスターを務めました。
コンサートマスターは、オーケストラの演奏をまとめる役割を果たします。
ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、オーボエ、トランペット、、
たくさんの楽器について、どういう風に演奏するのか、各楽器担当の団員と決めていきます。
そして、皆の納得がいくようにまとめ上げ、演奏会で披露します。
とにかく大変でした。
まず演奏面。
決まりごとを考え、皆に共有し、反対意見などを聞き話し合い、実際に演奏できるように練習し、ついていけていない人がいればマンツーマンの練習を行い、、
これを全ての楽器について網羅します。
(マンツーマン練習は自分の楽器のみでしたが。)
そして侮れない事務面。
プロのコーチの渉外役として、連絡調整を行い、当日はおもてなしを行い、
練習日程を決めて皆に共有し、練習場所も準備し、練習場所の管理も行い、
皆の楽譜を紙面で用意して配り、、
皆が演奏に集中できるよう、事務面に抜けがないようにします。
24時間365日、寝る間も惜しみ、このようなオーケストラの仕事に明け暮れました。
皆の不満がないかアンテナを張り対応する力、
40〜60代の方との渉外役として連絡調整を行う力、
皆の立場になってどんな事務サポートが必要か考え実行する力。
決まりごとははっきりと決め、明瞭に共有することや、
皆に信頼されるような人柄でいることの重要性。
時には雑談なども必要なこと。
事務面に抜けがあると、信頼を失うこと。
今までの人生で、一番多くのことを、大学のオーケストラで学ばせてもらいました。
しかし、社会人になっても続けられるようなものではありませんでした。
時間と体力の両立が困難でした。
大学時代に必死に打ち込んできたオーケストラ。
それを失い、迷子になることになります。
続きます。