2度目のスリル・ミー
マチネにヤマコーを観てからの、成福スリルミー。
余談だが、同じ回を劇団EXILEの小野塚勇人くんが観ていたそう。
成河さんに痺れたとTwitterとCLで話していた。
あれは痺れるよね、納得。
話を戻して。
私は多分恋愛でも友情でも憎愛でも男性2人同士のガチガチなバトルな感じが好きなんだと思う。
成河さんの19歳と53歳を行き来する声色、表情の変化、纏う空気そのものが変わることにとにかく釘付けだった。
そして感情がどこまでも乗っかる歌。
お名前は見たことあったけど初めて舞台で出会った成河さんっていう役者さんの凄さを目の当たりにした。
後半、"彼"の話を盗み聞きながら、目をギョロっと見開いてる"私"が印象的だった。
福士くんが纏う仮面がとにかく美しかった。
涼しげでキリッとした立ち姿、所作、そして低めな声、キリッとした目から繰り出す冷たい視線。
それなのに時折惑わすかのように"私"に触れる仕草。色気。
中でもタバコのシーンは印象的で、"私"がすでに準備してるとこも色々な意味で好きだが、そこから"彼"がマッチをする姿、タバコの煙をふっと"私"に吹きかける姿。
普通にやられたら私もキレそうになること(←)なのに、"彼"のそんな仕草にゾクゾクした。(私が変態なだけかもしれない。この感想は)
どこか人間だけど人間ではないような、
美しくてカッコよくて"私"に発する言葉も態度も冷たく感じるのに、
それでもその"彼"から目が離せなくて、
"彼"に固執する"私"にどこか気持ちを寄せて観てしまっていた。
そんな"彼"のラストにかけて変わっていくさまがまた人間らしくて、仮面が剥がれていく感じに人間味を感じて、とても惹かれた。
そして、成福のあのビリビリな芝居に痺れた。
"私"と"彼"の駆け引きがとにかく面白くて"彼"に執着する"私"と
"私"への言動とは裏腹な、自分の手中に置いておきたい"彼"。
(私はそんなふうに感じながら観ていた。)
成福は声質があまり似てないのに、歌い始めると2人の声が見事に重なりあうところも衝撃だった。
成河さんの高音と、福士くんの低音の相性の良さ。
ユニゾンでもハモリでもとにかく2人の歌のバランスの良さも惹かれた。
(だいぶ2人の話だけで長くなってしまった。)
洋服を脱ぐシーンは印象的で、成福はそこの流れが違うのが印象的だった。でもその脱ぐ流れでも駆け引きが描かれていてまたそれに惹き込まれた。(惹き込まれすぎ。)
再会のあとの"彼"からするシーンでの、あのときの"私"の手が触れそうになったときの"彼"の引く感じが、もう!何でよ!!!って
"私"じゃないのに突っ込みたくなるぐらいに、でも2人の駆け引き、押し引きがとにかく面白かった。
その後、高崎でももう1回成福を観て、さらにすりるみ沼なのか成福すりるみの沼なのかわからないけど嵌ってしまった。
なので、私の親はヤマコー。最大の推しは成福となります。
(にろまりは残念ながら観れてませんが。)
気付けばスリル・ミーの1分ちょっとの契約書の動画を眺めながら、成福を拝む日々。
配信楽しみだけど、CDもどうかお願いします。