リモート転職をやってみた
最近、転職活動を無事終えられたので、今後も増えていくであろうリモート転職(オンライン面接)について書いていきたい。
今年の1月から本格的に転職活動を始め、色々な転職エージェントに登録をしたり、実際に会って職務経歴書の添削を受けたり、希望する企業へ面接を受けに行ったりと、2月末までは一般的な転職活動をしてきた。
ただ、3月に入ってからはコロナ禍の影響で、対面での面接は徐々にストップし、自分自身も外出を控えるようになったため、一旦は転職活動は中止することにした。
4月に入り、緊急事態宣言以降、在宅勤務となった頃、たまたま興味を引くスタートアップ企業2社と出会うことができ、運よく書類選考も通過した。面接については、対面ではなくオンラインで行うことになり、Google Meetを使うことになった。
オンライン面接を受ける際の場所は、自宅と外出先(シェアオフィスなど)の両方を試したが、自宅の方が安心して面接を受けられたように思う。外出先だと、面接を受けるスペースやネットワーク環境、電源の確保など気にする点が多くあり、慣れている自宅の方が不安なく準備を進められた。
ビデオ会議ツールはGoogle Meetを使うことが今回多かったが、企業によって異なるため、色々なツールに触れておいたほうが慌てずに済む。また、何かの不具合が起こった時のため、その他の連絡手段は確保しておいた方が良いと思う。(一度、音声品質が悪かったため音声だけSkypeに切り替えようとしたら、スマホにSkypeアプリがダウンロードされておらず慌てた経験がある)
オンライン面接は2社合計で9回ほど受けた。面接を受けるための移動時間や待ち時間が無いため、対面での面談に比べて個人的には負担が軽かったように感じる。また、一度だけZoomを使って1対10での面接も受けた。対面だと候補者1人に10人もの時間を使うことはできないと思うが、オンラインならではの面接方式だと感じた。面接を受ける側としてはプレッシャーはあるが、どのようなメンバーがいるのか、どのような雰囲気なのか等、入社した際のイメージをクリアにするという意味では非常に良かったように思える。
今回、縁あってオファーを頂くことができ、フルリモートでの転職活動を終えることができた(もちろんオファー面談もオンライン)。新型コロナウイルスの影響がなければ、リモートですべて完結する転職活動を選択することはなかったし、当たり前に対面での面接を受けていたはずだ。今後もオンラインでの面接を選択する企業や転職希望者は増えていくと思う。それに伴い新しいサービスも出てくると予想する。(オンラインになれば様々なデータも取りやすくなるし。)
私自身はリモート転職の先行事例として、企業にカルチャーフィットできたのか、転職先で思い描いた活動ができたのかは、また報告をしたいと思う。