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そんな私が悪いのよ
「放課後カルテ」というドラマを観ていた。保健室登校をする小学生6年生のおしゃべりな女の子。クラスの子とうまくいかない。何でも思ったことを口にしてしまい、空気が読めないとか、自慢ばかりと言われてしまった。
でも、その子の「思ったことを直ぐ口にしてしまう」ことが、思いがけずいい方に作用する…というのが、この回のお話ではメインになっていたかな。
「自慢」については、「本当のことを言ってるだけ」とその子は言う。よくある「事実を言っているだけなのに相手が自慢と受け取る(私は悪くない)」というやつだ。なので、自慢されたと思った女の子が「私がただ、羨ましくて僻んだだけだった」と気づいて反省して、お互いに謝って仲直りに向かう。小学生だし、これから人間関係もたくさん学んでいくんだろう。
「事実を言ってるだけのこと」に引っ掛かるのが全部「嫉妬」ということもないよなーとは思うのだけど…
それはともかくとして、
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「相手のことは変えられない。
でも自分のことなら変えられる」
と、よく言われている。
それは、すごくすごくその通りだ。「なんで?」「どうして?」と気にしたって仕方がない、受け取り方が間違っている、気にするな、嫌なら離れればいい、嫌なことに関わるなんて時間が勿体無い、自分の考え方を変えよう、えとせとらエトセトラえとせとら。
でもさ、どうしていつもいつもこっちが考え方を変えなきゃいけないの? ってね、ちょっと思ったりするよ。
「こう感じるのは私が悪いんだな」と、罪悪感さえ覚えながら方向転換をして、忘れて流しておしまいにするのも上手にはなったけど、たまには、たまにはね、誰かに対する文句もどこかに吐き出したくなるじゃん。
…で、そこでまた、ああ、そんなことをして何になる。そんなこと考える私はよくない…となる。
やっぱり私が悪いったら悪いのよ。
そうじゃなくて、
ちゃんと考え方を変えて流せる私ってエライ! と、自慢に思えばいいのかな〜。「事実」とは言い難いけれど。