どこかにあるはずの(3行日記)
かつて、私は心の中に誰にも知られない泉を隠し持っていた。言葉やお話はそこから、こんこんと生まれていた。
もう枯れちゃったのかな。それとも、放ったらかしの草ぼうぼうで、見つからなくなっただけなのかな。
草をかき分けて探し回れば見晴らしのいい場所に出るけれど、夢はそこで終わる。
かつて、私は心の中に誰にも知られない泉を隠し持っていた。言葉やお話はそこから、こんこんと生まれていた。
もう枯れちゃったのかな。それとも、放ったらかしの草ぼうぼうで、見つからなくなっただけなのかな。
草をかき分けて探し回れば見晴らしのいい場所に出るけれど、夢はそこで終わる。