イヤイヤ期 どうして? いつもと違うことに不安~ 子どもは自分ルールをもっています~
こんにちは。
保育士さくらです。
今回のテーマは【イヤイヤ期】
イヤイヤ期、なぜ起こるのでしょう???
子育て中の親御さん、お爺ちゃんお祖母ちゃん、保育士さん、子どもに携わっている方は、少なからず一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
イヤイヤ期はいつからいつまで?
イヤイヤ期は2歳前後、自我が芽生える時期に始まります。
親の意見ではなく、自分の気持ち。
「自分がやりたいようにしたい」という気持ちが強くなります。
これは、脳の「前頭前野」の機能が未発達のため、自分の気持ちをコントロールできないからだと言われています。
少しずつ気持ちをコントロールできるようになる3歳頃から落ち着き始め、4歳頃には段々と、イヤイヤ期卒業となっていきます。
しかし、個人差がありますので、もう5歳なのに〜と悩むことはありません。
終わりが来るまで、ドーンと構えていきましょう。
子どもは自分ルールを持っています。
いつもと同じ!が大好き
子どもは、いつもと同じが大好きなのです。
これが自分ルールですね。
まだまだ物事を柔軟に考えられない子どもにとって、いつもと違うということは、とても不安に感じ、戸惑ってしまうのです。
例えば…
お母さんの座っている席が、いつもと違う。
お母さんがいつも持っているバッグをおばあちゃんが持っている。
靴の左右を履かせてくれる順番が、いつもと違う。
いつもはお母さんが起こしてくれるのに、今日はお父さんに起こされた。
などなど。
大人からすると、どうでもいいよー!と思うようなことに、非常にこだわりを持っていたりします。
急に泣き出したり、ご機嫌斜めになったりと、「なんで泣いてるの〜」と困った時、もしかして、何かいつもと違うことがあるのかな?と立ち止まって考えてみると、原因がわかることもありますよ!
いつもと同じ!には…
いつもと同じ場所
いつもと同じ時間
いつもと同じ順番
いつもと同じ人
いつもと同じ物
いつもと同じやり方
子どもの気持ちを汲み取り、少しでも安心して生活できるようにしてあげると、お子さんもお母さんも、「イヤイヤ~」となる回数が少し減るかもしれませんね。
まとめ
子どもには、自分ルールがあり、いつもと違うことに非常に敏感です。
この事を頭の片隅に入れておくだけで、お子さんへ関わり方、対応の仕方が違ってくると思います。
そんなこと言ったって…。 色々やってるのに泣き止まない!! いつもと同じなのに~!!
こんな日は日常茶飯事です。
「子どもは泣くのも仕事」自分で模索して、諦めることも覚えていきますので、沢山泣かせてあげましょう。
そして、泣き止んだり助けを求めてきたときには、優しく抱きしめてあげたり、話をよく聞いであげることで、お子さんは安心し、次のステップへと成長していきます。
「イヤイヤ期」は、「いつの間にか終わってる?最近イヤイヤ言わなくなったね。」となりますので、長い目で、大きな心でド~ンと構えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
さくら🌸