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きっときっと、たくさんあった苦難を乗り越えて、こんなにもキレイになったー山﨑天生誕祭 毎日note neo EX 2024年9月28日付
6年か。
もう6年とも思えるし、一方でそれだけ経ってもまだ19歳なのか、とも思ったりして。
山﨑天生誕祭を迎えると、どうしても彼女の辿ってきた系譜をもう一度歩いてみたくなる。
13歳でオーデに合格し、お見立て会の場所で放ったあのセリフ。
たぶん、これからもずっと言われることになるだろう。
それくらい伝説のセリフだ。
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天ちゃんを語るときに、これは絶対に外せない。
いやでも、どこかで外してあげないといけないのかもしれないけれど。
そうだな、じゃあ10代まで、ということにしておこうか笑
ということは、今年で最後だ。
ただいつまで時が経ったとしても、山﨑天の原点はこれなのだ。
だから今年の東京ドーム。
頂天ポーズであのステージに立った彼女を見たときは、本当に鳥肌なんてものじゃなかった。
ドームをステージバックまで埋めたのだ。
あのポーズが、似合いすぎるくらい似合う場所。
そして空間。
欅坂の頃、何かの雑誌のインタビューで、あのお見立て会での発言を聞かれて「覚えていない」と答えた天ちゃんを見たことがあった。
そのときに衝撃を受けた。
覚えていないというより、もしかしたらあの発言で相当各方面から何か言われたのか、思い出したくもない出来事と化していたかもしれなくて、そうだとしたら本当にショックだった。
〝欅坂は、オリメンの21人しか認めない
二期生?欅坂に二期生なんか必要はない
まして、なんなのあの発言______〟
私は欅坂の古参を標榜してはいるけれど、だからといってそんな原理主義のような連中と一緒にされたくはなかった。
そもそも、一ヲタクの分際で、認めるとか認めないとか、一体何様のつもりだ。
どれだけの思いで二期生が加入してきたか。
最年少で、しかもあの大舞台で、あれだけの発言をするのにどれだけのパワーが必要なのか。
ただ発信されるものを受け取るだけの存在がメンバーを批判するなど、どの面下げてやってるんだといつも思っていた。本当に当時は、激しかった。
…彼女が、記憶から消したくなるのも、わかる気がする。
欅坂の頃は、先輩に遠慮して、という部分がたぶんにあったように感じた。
でもグループへの愛情は間違いなく人一倍あった。
忘れられないもの。
欅坂の改名を発表したイオンカードライブ、ラスト曲は、欅坂としてラストに世に出すことになった「誰がその鐘を鳴らすのか?」。
唇を震わせる、山﨑天の姿。
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当時の最年少である彼女に、こんな思いをさせることは果たして正しいのか。
いや、そもそも彼女は、加入当初からそんな思いばかりしてきたかもしれないじゃないか。
希望を持って入ってきたはずなのに。
自分が前に出てはいけないんじゃないかと、どこか遠慮がちにパフォーマンスしていたようにしか見えなかった。
本当に、もしかしたらヲタクの負の力で、類稀な才能を潰すかもしれなかった。
欅坂が櫻坂に改名してよかったと思うか、とたまに聞かれることがある。
どちらのグループにも想いはあるので、こんなに答えにくい質問もないものだけど。
でも、山﨑天というメンバーを軸に考えるのであれば。
明確に改名して良かったと思える。
運営の指示なのか、いやもちろん本人にその意思があったとしても、ある程度のお膳立ては必要だっただろう。
冠番組でも彼女が前に出ることが増えた。
そこから、明らかに山﨑天は変わった。
ボソボソとしか話していなかった彼女の声は、今や声出し担当とまで言われるようになった。
欅坂時代の山﨑天があまり声を出していなかった、と櫻坂新規の皆様が聞いても信じてもらえないだろう、というくらい。
変わった彼女を見て、涙したのが昨日のことのようだ。
もちろんそこには、数え切れないくらいたくさんの、彼女に親身になって接してくれた存在があったことは間違いない。
初期の頃、家へ呼んでくれて、ご飯まで作ってくれて、お風呂にも入れてくれて、一緒に寝てまでくれたという尾関梨香さんの存在であったり。
中学校の卒業時に、保護者の代理として参列してくれた関有美子さんの存在であったり。
もちろんそれだけではない。
卒業生現役生、スタッフの皆さんを含めた周りの人のあれだけの愛情を身に受けて。
19歳の山﨑天がここにいるのだと。
ファンネーム「Buddies」の生みの親であり、いつもいつもBuddiesへの深い愛情を示してくれる、あれだけいろんなことがあったのに、心から「Buddies大好き!」といつも叫んでくれる
そんなあなたが、私も大好きです。
山﨑天さん、19歳のお誕生日本当におめでとう。
こうやってこの数字を書いていてもまだ信じられないくらい、時は経った。
でもその数字に比例して、お互いがお互いが思う気持ちも右肩上がりになっている気がする。
目標は高い方がいい。
アイドル界の頂天。
必ず実現させよう。
そしていつかは…
世界の頂天に。
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