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自分で選んだことで「本当にやりたいこと」に出会えた話

こんにちは。
ハンドメイド作家のさくらです。

わたしは、かれこれ7年ほどハンドメイド活動をしています。

今でこそ売り上げアップを目指したり、売り方の研究に時間を使ったりしていますが、はじめはお金のことはあまり考えていませんでした。

この記事では、わたしがハンドメイド活動をはじめたきっかけについてや、その選択の結果、どうなったかなどを綴っていきます。

興味がありましたら、ぜひお付き合いください。



「やりたいこと」との出会い

学生のときは特にやりたいことも大きな夢もなく、ただ毎日なんとなく時間を潰して生きていました。

ひとつのことを突き詰める生き方に憧れを持ちながらも、自分には特技もスキルも何もなかった。

あるとき、「こんな大学があるよ」と周りに言われて興味を持ち、地元を離れて京都のとある大学に入りました。

その大学にはいろんな学科があり、授業も座学だけでなく実習も多くあったのが魅力でした。

その実習のうちのひとつに、「雑貨の柄(デザイン)を自分で好きなように描く」という内容の授業がありました。
(具体的に言うと、お皿の図柄をデザインするというものでした)

そのとき初めて「これがやりたい」と思えるような、「本当にやりたいこと」に出会いました。
図柄や模様を描く楽しさに気付いたのです。

それからは大学に通いながら独学でデザインを描き続けました。

残念ながら大学のカリキュラムにわたしのやりたいデザインはなかったので、図書館でいろいろなデザインの本を借りたり、休みの日には寮のまわりの植物をスケッチしたりしながら作業に没頭しました。

そのとき得た「自分らしいデザイン」「自分だけの画風」は今もわたしの基本の部分にあります。


ハンドメイドをはじめることにした理由

ハンドメイドをはじめたのは、描いた絵(デザイン)を使って何か作品を作りたいと思ったからでした。

ただ描いているのも楽しいものの、最終的には授業で作ったお皿のように、日常で使えるものにしたいという目標があったのです。

何を作るかは正直、消去法に近い方法で決めました。
お金がかからず、自分で簡単に作れるもの。
工作は得意だったので、1人でも作れる "紙雑貨" をそのとき選択しました。

これがハンドメイド活動のはじまりでした。

その後は好きなものを作ってショップに並べ、いつからか売れるようになり、作るだけでなく「売り方」も工夫するようになって今に至ります。

あのとき思い切って遠くの大学に入ったこと、デザインをやると決めてずっと続けてきたこと。
これがなかったら今のわたしは全く違うものになっていたと思います。


これからのやりたいこと

今はハンドメイド活動を続けながらも、さらに「伝える」活動も始めました。

これまではひたすら「好きなものを作って売る」ということをしてきましたが、その "販売経験" は誰かの役に立つのではないかと思うようになったのです。

物作りは楽しいですが、ただ作っているよりも断然買ってくれる人がいるほうが楽しいです。

自分が全力で作った作品を、自分と同じくらいかそれ以上に気に入ってくれて、次の新作も心待ちにしてくれる
そんな人たちの存在はハンドメイド活動をずっと豊かなものにしてくれます。

しかし、わたしもそうでしたが、ひたすら作っているだけでは「お客さんに届ける」つまり「売る」ことが不得手になります。
結果、作ったものばかり増えていき、そのうち作ることも楽しくなくなってしまう……

noteではそんなハンドメイド作家さんに役立つ情報を、体験したからこそわかる視点からお届けしていきたいと思っています。

もちろんこれからはじめる方にも知ってほしいことがたくさんあります。

ぜひ記事の内容を役立てて、これからのハンドメイド活動に活かしていってほしいです。
そのためにできる限りの言葉で作家さんのサポートができるよう、頑張っていきたいと思います。

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