#08 ふわふわしたもの

人って限りなくふわふわした存在だなぁと思う。

触り心地がふわふわしてる、とかそういった意味ではなく。

そのふわふわで癒されることもあれば、
そのふわふわゆえの掴みどころの無さに気が滅入ることもある。

私はおそらく(というかかなり)人を頼って物事を解決することが多くて、
つらいことも楽しいことも、誰かと共有して、共感をしてもらって、慰めてもらいたいほうだし、実際にそうやって生きてきた。

大学時代ある友人に、「あなたは人を頼るのが上手だよね」と、
良い文脈の中で言ってくれたことがあった。
確かに思い出してみると、
辛いことがあるとたいてい周りの友人や家族に相談していたし、支えてもらったお陰で、あまり深いところに堕ちずに生きてこれたなぁと感謝の気持ちでいっぱい。

でも、相談できる人の有無や、相談した人が予想通りの反応をしてくれるかどうかで、
自分の感情の浮き沈みが左右されるのも事実で。

ここで最初のふわふわの話に戻るのだけれど、
他人は、自分の周りにあるものの中で最も不確定で不確実な存在なんだと気づき始めた。

だからこそ、そのふわふわをできるだけ硬くて強固なものにしようと、信頼できるものにしようと、
自分が力を加えて人のふわふわの形を変えようとしちゃうこともあって。
(あまりにも曖昧な感覚なので理解されない気がします、すみません)

そんな自分に嫌気がさして、もっと確実な、人間以外の存在に頼るようにしないとって、半ば戒めのような気持ちでこの記事を書いています。

確実な存在ってなんだろう。
私が今現時点で思い浮かぶのは、本とか、音楽とか、語学の勉強とか…?自分ひとりで完結できるというのがポイントなのかな。誰か何か思いついたら教えてください。(笑)

すごくまとまりのない文章になってしまったけれど、
要は、人と、人以外のものを頼って生きていく上で、
どちらかの要素に比重が傾きすぎてたらしんどいよねっていう気づきメモです。
いい塩梅を見つけながら、バランスとりながら、
上手に生きていきたいな。

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