自己紹介・事業紹介
こんにちは。植竹です。
Facebookなどでつながっている方以外にもぜひ活動を知っていただきたいと思い、自己紹介と事業の紹介をさせていただきます。
1,代表経歴
植竹大海
1985年9月26日 埼玉県出身
専門学校東京テクニカルカレッジで微生物学、生化学などを学ぶ。
2008年 株式会社協同商事 コエドブルワリー入社
醸造工程全般、原料管理、新製品開発などを担当
コエドブルワリー
2014年 株式会社うしとら うしとらブルワリー入社
醸造長として醸造工程全般、営業、経理などを担当
うしとらブルワリー
2017年 花鳥風月 開業
自身でビールを醸造する傍ら、個人事業としてクラフトビール醸造に関わるコンサルタント業務をスタート
2018年 忽布古丹醸造株式会社 入社
ヘッドブルワーとしてブルワリー運営全般を担当
忽布古丹醸造
2019年 Godspeed Brewery(カナダ・トロント)入社
ヘッドブルワーとして醸造、パッケージング業務を担当
Godspeed brewery
2020年 忽布古丹醸造株式会社 復職
コロナの影響で緊急帰国し、再び忽布古丹醸造へ
2021年 株式会社Knot設立
花鳥風月から法人成りし、株式会社Knotを設立
現在は忽布古丹醸造で仕事をしつつ、自身の会社であるKnotの事業も進めています。
長髪に髭面、そして和柄の服を好んで着ているので、ちょっと怖がられてしまうことも多いのですが、実際にお会いすると「まったくイメージと違った!」とご好評(?)をいただけることも多いので、ぜひ怖がらずに接してやってください。
2,株式会社Knotのご紹介・事業案内
株式会社Knot
代表取締役 植竹大海
所在地 北海道富良野市
設立年月日 2021年1月
事業
クラフトビール醸造に関わるコンサルタント
ブルワリー立ち上げ支援
すでにビールを作っている方からは
・ビールの品質を改善したい
・製造プロセスを見直し、増産できる体制を作りたい
・今後の事業展開について相談に乗ってほしい
これからブルワリーを立ち上げたいと考えている方からは
・設備選定のアドバイスが欲しい
・ブルワリーを始めるためには、まずなにから始めればよいの?
・レシピを作成してほしい
こんなご相談をいただき、解決のお手伝いをさせていただいています。
またビール原料の輸入商社である片岡物産株式会社さんと醸造アドバイザー契約を結び、原料の使用者さんからの相談に対してアドバイスをするといった業務も行っております。
3,Knotのこれから
なぜ個人事業から法人成したかというと、理由は大きく2つあります。
・大企業からの仕事依頼が増えた
これはあるある、ですね。大きな企業さんは個人事業主と取引できないこともあり、ご依頼を受ける為に法人化しました。
つまり大企業さんからの依頼も増えてきている、ということです。
・自身のブルワリーを立ち上げるため
どちらかというと、こちらの理由が大きいかもしれません。詳しくご説明します。
4,ブルワリーを立ち上げる意義
今まで数多くのブルワリーでビールを作ってきました。日本国内のみならず、海外でも。好きなビールを好きに作って、順風満帆のブルワー人生。このままビールを作って生活していればなんの問題もなかったはずなのに、人生をかける大事業、自分のブルワリーを立ち上げる決意をしてしまったのです。
その大きな動機は次世代のブルワーを育てるため、です。
現在日本は諸外国から数年遅れて、ブルワリー開業ラッシュです。クラフトビールの知名度も年々上がり、順調に市場が拡大し、このままクラフトビールは市民権を得てゆくもの・・・と思いきや、様々なブルワリーさんとコンサルタント業務で関わってゆく内に、日本のクラフトビール業界の大きな問題点に気づいたのです。
それは確かな技術と知識を持ったブルワーの不足。
すごい勢いでブルワリーが増えてゆく一方、こんな相談が増えてきました。
・ブルワリーを立ち上げたいが、誰かブルワーを紹介してほしい
・ビール作りを学べる場所はないか?
・ブルワリーを作ったけど、ブルワー不在で困っている
現在日本にはビールづくりを専門的に学べる教育機関は存在しません。また諸外国のように自家醸造が認められていませんので、自由にビールを作ることもできません。ブルワーになるためには、何処かのブルワリーに採用され、そこで醸造を学ぶしかないのです。
あまりにも狭き門ではないでしょうか。運良くブルワリーへ入社できても、そのブルワリーがなんの技術も持たず、適当なビールづくりをしている場所だったら?
優秀なブルワーになるためには、努力はもちろん必要ですが、どうしよもないくらいに運の要素が強いというのが現状なのです。
こんな状況ですから当然ブルワーが不足し、ブルワリーが増えても美味しいビールを作ることはできません。そうなると訪れる未来は・・・明るくありませんよね。
この状況を打破しなければならないと考えたのがブルワリー立ち上げの大きな動機のひとつです。
確かに今まで通り、私が現場を訪れその場で様々なアドバイスをする方法もあります。それで解決できる問題もあります。しかし、ビールづくりといいうのは時間がかかるものなのです。仕込みから製品になるまでの1ヶ月間、毎日ビールの様子をチェックし、育てていかなければなりません。長期に渡り私が出張してしまうと、その費用はとても大きくなってしまいます。ですから自分のブルワリーを立ち上げ、そこで長期間に渡る研修を受けていただくのがコスト的にも一番良い学ぶ方法なのです。
なにより、雇われの立場では自由に外部から人を受け入れることはできませんからね。
5,まだまだ理由がたくさん
ブルワリーを立ち上げる動機は、これだけではありません。もっとたくさん、たくさんあるのですが、それはひとまず置いておきましょう。
次世代のブルワーを育て、日本に豊かなクラフトビール文化を築き上げることがKnotの一番の目標です。そのために現在、全力全速でブルワリー創立の準備を進めています。
6,お問い合わせ
もしこの記事をお読みになり、ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。メールアドレスを載せてしまうと迷惑メールが増えてしまうので、お問い合わせは私のFacebookからお願いいたします。
植竹大海 Facebook
もし何か醸造のことでお困りのことがあれば、なんでもお問い合わせください。ブルワリーが立ち上がるまで、研修生を受け入れることはできませんが、私(または私の優秀な弟子)が現地を訪れお手伝い出来ることがあるかもしれません。日本全国どこでも伺います。
まずはオンラインミーティングなどでお困りごとをお聞かせいただければと思います。
7,さいごに
少しばかり長い自己紹介と会社紹介になってしまいましたが、根底にあるのは日本に豊かなクラフトビール文化を根付かせたいという思い故、です。
クラフトビールをブームから文化へ
このキーワードを胸に、今までもこれからも全力で駆け抜けます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。