C100で無料配布したペーパー全文

コミックマーケット１００、開催！！自分名義の新刊が出せなかったので、既刊の紹介(と、後日談)ペーパーを作りました。

【精液の味】

　C95(2018年12月)で初頒布、微妙に内容を増やして今の形になったのがC97(2019年12月)。(増やしたと言ってもさほど変わりないので、一度購入していただいた方はもう買わなくて大丈夫です)
　それなりに反響があり、有難い事にコミケ初参加にしてはかなり売れた方なんじゃないでしょうか。右も左もわからない素人が初めて出した本で今読み返すと恥ずかしい部分が多いのですが、本当にありがとうございました。
兎にも角にも精液本が売れてくれたおかげで、印刷費用が賄えております。
　冬コミ翌日の2019年1月1日にツイッターでこの同人誌がバズっており、ビックリした正月を過ごした記憶があります。

　そもそも「精液の味」が人によって、そして食生活で変わるということを知ったきっかけになったのは、おいしい精液を口にしてからでした。その精液を出した人はタワマンの実家に住む男性で、いい食生活をしていました。まさか精液の味で資本主義を感じることになるとは…。恐ろしいッ！
　それから私は、精液を出した男性に何を食べたかを聞くようになりました。基本的に質問していたことは「その日食べたもの」「前日に食べたもの」です。ノートにメモをしてなんとなく精液の味の傾向がわかってきた頃、口内発射された後男性に「昨日これ食べたでしょ？」と言うと当たることが多くなりました。当たると嬉しいもので、もっと精度を高めようと食事の他に「貯めた日数」「睡眠時間」「運動量」も聞いてみることにしました。そのデータが蓄積され、口内発射された後に「昨日抜いたでしょ？で、昨日あれ食べたよね？」と、占い師みたいなことが言えるようになったのです。そのことを人に話したら面白いと言ってもらえたので自分なりにまとめ、コミケで配布したという流れです。

　その後、精液の味について自分なりの考察ができたので、次は精子について調べるぞ！と精子検査キットを買い漁り、夫に協力してもらいデータを集めていたのですが、結果から言うと挫折しました。精子検査キットは病院に行く必要なく手軽に通販等で購入できるのですが、いかんせん信憑性が低い。不妊治療をする最初のきっかけとしては良い思うのですが、検査キットだけで判断するのはちょっとダメだろうと。私が知りたかったことは「どのような生活をしたら精子量が増えたり、精子の運動量が上がるか」です。素人がやるには限界がありましたね…。

【AVエキストラ日記】

　2020年11月頒布。アダルトビデオ(適正AV)のエキストラ体験記。
　AVエキストラをざっくりと説明すると、セックス前のドラマシーンや、あとはセックス中に気付かない周りの人の役。AV女優さんはたくさんいるけれど、女性でエキストラのみをしている人は本当に少ないそうです。エキストラは同じ人がいろんなメーカーさんの作品に出演しているので、女優さんの友達役や母親役などの顔をよく見ておくと「あ、この顔見たことある！」となるかもしれません。まぁ、エキストラはわりと顔モザイクになったりしますけどね！

　今回のC100でこの続きである「AVエキストラ日記２」を出そうと思っていたのですが、延期することにしました。AV新法もあり、今回はタイミングが悪いかなと…。もし楽しみにしていた方がいたらすみません！次回の冬か、来年夏に出せたらいいなと少しずつ書いています。

【ビッチ、処女に戻る】　

　2021年11月初頒布。自分がビッチだった過去の話と、今の夫との性生活をざっくり書いた体験記。周りにいるビッチ達に読んでもらったら「わかる～！」と共感の嵐でした。ビッチから共感される同人誌、嬉しいですね！　
　内容は、出会い系サイトで出会いまくっていた時の話と、ハプニングバーでの思い出が前半。ハプバーの話は書いていて楽しかったので、なんらかの形でまた書きたいと思っています。後半は、性交痛により夫のちんちんが入らなくなってしまい、どうにかしようと奮闘した性生活をわりと赤裸々に書いた話。

　この同人誌を書いてから8ヶ月経ったわけですが、今はなんとかちんちんが入るようになりました！なんとか、という感じですが…。あと、不妊治療を開始しました。病院に通う日々、今はまだ排卵日をチェックして狙い撃ちしている段階です。
　周りのビッチを見ていると、ビッチ化は35歳前後で落ち着く人が多く、原因は加齢というよりも出産or病気になっているケースが多いような気がします。性病検査はするけれど、その他の健康診断をしない人が多いからなのか？女性特有の病気を患う人が多いような…。子宮頸がんや乳がん検診は該当する年齢になったらちゃんと受けて下さいね！いや、本当に…。

【精子アクセサリー】

　本でなくてすみません、アクセサリーです。精子の形をしたピアスが欲しいなぁ～好みの物が売ってないな～・・・じゃあ作るか！と、パーツを探して作りました。私は女なので本物の精子は出せないけれど、偽物の精子は作れた。言われなければ精子だとわからないような、会社にもつけていける精子を意識しました。シンプルなのが一番！

シッコスキーさんの飲尿本について

　飲尿マニアなシッコスキーさんの書いた同人誌も頒布しております。オシッコがスキなのでシッコスキーと名乗っており、なんと飲尿歴が約40年というツワモノの男性。ちなみに、シッコスキー名義の同人誌は電子版もあります！

　シッコスキーさんとは、8年だか前に変態さんが集うお店で出会いました。当時の私はハプニングバーで遊びまくっていた時で、仲良くなった常連さんから紹介され、たどり着いたのがそのお店。通っている人の紹介でないと入店できない完全紹介制、獣姦の類も可能というハプバーよりもディープな店で、年齢層が高く私は好奇心旺盛な20代というだけでチヤホヤしてもらっていた気がします。今はもう閉店しちゃいましたが、いろんな体験をさせてもらった場所でしたね。
　そのお店でママから紹介されたのがシッコスキーさん。おしっこを飲ませてくれる女性を探し求め、自分で手作り製本した「シッコスキー物語」を名刺代わりに配っていました。
　その本が面白くて、私がコミケに初参加するときに一緒に置く？と誘ったのがきっかけで、うちのサークルで扱うようになりました。私の同人誌が精液で、シッコスキーさんがおしっこ。どっちも体液だし、セットにして大丈夫だろうと謎の自信がありました。精液本と飲尿本はセット買いしてくれる方が多く、結果的に大成功でした。

【シッコスキー物語】

　C95(2018年12月)で初頒布。2004年に某出版社から短期連載されたもの。
シッコスキーさんが原稿を書き、その中から厳選されたものを編集部がまとめて雑誌に掲載したもの、だそうです。今現在は当サークルでも配布しておりません。

【シッコスキー辞典】

　C96(2019年8月)に初頒布。シッコスキー物語に飲尿用語辞典が一部のみ掲載されており、私が全部読みたい！とシッコスキーさんから原稿を送ってもらったのがきっかけ。面白いしので同人誌にしちゃおう！と、ほぼ原文のまま製本しました。シッコスキーさんは当時mixiでひたすら飲尿についての用語を毎日考え投稿していたそうです。飲尿への情熱が強すぎる…！
　用語を16項目を増やし、C97(2019年12月)に今現在頒布中の改訂版となりました。表紙の色も白→黄色(改訂版)にバージョンアップ。

【横浜街道まっしぐら！１】

　C99(2021年12月)初頒布。飲尿エッセイを作ろう！と素人ながらに編集をしてできたのがこの横浜街道シリーズ。シッコスキー物語の原文となったものと、新たに書き下ろしてもらったエピソードをまとめたものです。シッコスキーさんは大量の原稿を書いてくれたので、3巻か、MAX4巻まで続く予定です。続きものというよりかは、どの巻から読んでも楽しめるようにしたつもりです。毎回裏表紙にエピソードの目次があるので、興味のあるエピソードを選んでいただければと思います。

　内容は、「おしっこ初ゲット」「SMクラブで初聖水」「オシッコの表現法」など、いろんなエピソードを詰め込んだ飲尿エッセイ。
　ちなみに、"横浜"とはオシッコの隠語です。横浜市の市外局番が045なため、接客業の人達も普通に使っていた隠語だとか？

【横浜街道まっしぐら！２】

　C100、今回の新刊です！！！！！飲尿エッセイの２巻。１巻を読んでいなくとも大丈夫！女の子のアソコに直接口をつけてオシッコを飲む"直飲み"にこだわる理由、屋形船や混浴温泉など意外な場所で飲んだりとハプニング続出！？な内容となっております。

　シッコスキーさんは直飲みに拘る人なのですが、その姿はまるで顔面騎乗しているようにしか見えないため、表紙ではこのようなおしっこを飲むのがわかりやすい絵にしてもらいました。イラスト担当の金子さんには、シッコスキーさんの絵を腹筋の体勢でお願いします！とマッチョが腹筋をしている写真を送りつけてしまいました。変なイラストを依頼してすみません・・・金子さん、本当にありがとうございました。本文にも漫画を描いてもらいました！(金子さんのツイッター→金子べら🥳漫画家（@bera_kaneko）さん / Twitter)

最後に一言

　・・・ペーパーとはいえがっつり書いてしまいました。お読みいただきありがとうございました！冬コミも申し込む予定なので、またお手にとっていただければ嬉しいです。

発行日　2022年8月13日
発行者　さくらあずき
Twitter　sakura_azuki__

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