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浦島太郎物語

 作者の佐倉理恵と申します。今回はmonogatary.comさんで書きました『浦島太郎物語』のあとがきを書いていこうと思います。

これも「横浜市西区役所×monogatary.com 読書活動推進コラボプロジェクト」のお題「海辺で読みたい物語」に投稿したものですが、応募できてない説濃厚…………。

 というのも、応募要項には「期限までに『完結』にチェックすることで応募とみなします」とあったのですが、チェックし忘れてることに期限後に気づいたのです。痛い。

「横浜市西区役所×monogatary.com 読書活動推進コラボプロジェクト」詳細

 この作品、募集が2,000字以内なのに対して、書き上げた時点で4,000字近くあり、削るの結構大変だったんですよ……。まあ、恐らくなんとか2,000字以内に納めたところで気が抜けたのでしょう。痛い(二回目)。



 さて、このお話はタイトルからもわかる通り、昔話『浦島太郎』がベースとなっております。なぜこんな話を創ったかというと、プロジェクトの趣旨をよくよく顧みて、

「読書の楽しさを知ってもらいたい」

というのがあったからです。

 私はこのプロジェクトにこれまで3作品投稿してきたのですが、どれもどこか哀愁がありました。

 もちろん文章力で魅せるという方法はあると思いますが、「読書の楽しさを知ってほしい」ということは、逆に言えばこのプロジェクトの対象者は「読書の楽しさを知らない人たち」です。


 文章力、ストーリー、キャラクター……その人たちの感性に刺さるものは各々違うと思いますが、この時の私は、
「読書の楽しさを知らない人たち」に悲しい物語を読ませて、それで楽しいと思ってもらえるのだろうか?
と考えてしまったんですね。そこで、「何これ面白い!」と思ってもらえる作品を書きたいと思ったのです。

その結果できたのが「浦島太郎が玉手箱を開けなかった世界線」のお話でした。

さらに、「何これ面白い!」と思ってもらえるようお殿様の前に引き出されたり、なんだかんだ幸せになったり……というドタバタ要素を入れさせていただきました。


 しかし、完結のチェックボックスにチェックを入れ忘れるという間抜けをおかしたため、恐らくこれは応募できていないでしょう…………。応募できていたとしても採用されるとは限らないのももちろんのことです。


 他の作品も同様なのですが、短編のため、もし選考から落ちたらエブリスタで公開しているその名も『短編集』(気まぐれ更新がモットーの作品のため、現在休載中)があるので、そちらに転載する予定です。

特にこの『浦島太郎物語』は削るのに行き詰まった時に別にファイルを作って改めて見直して……ということをしていたため、2,000字以上バージョンが手元にありますので、それに加筆修正して載せようと思っています。




 ではでは、この作品を書くきっかけをくださったmonogatary.com様、「横浜市西区役所×monogatary.com 読書活動推進コラボプロジェクト」様、そしてこの拙作に目を通してくださった皆様、ありがとうございました。

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