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「あげる」と「もらう」は難しい…。
お久しぶりです。さくら朔々です。
唐突ですが。
この頃、というか。以前から自覚があった事なのですが「私は人に物をあげるのが下手だな。全然スマートにいかない。押し付けがましいのでは、とか、間柄を考えるとご迷惑かも、とか余計な事をたくさん考えて自分の中だけですでに疲れているし、結果的になにもお渡し出来なくて、ただのケチな人になっているし。いい歳をして本当に恥ずかしい…。」と、ふつふつと心の中で悩んでおりました。まあ、そう思う原因となることを、私がやらかしてしまったからなのですが。
心の中で考えている事はしっかりと夢に出てくるタイプなので、先日、象徴的な夢をみました。
職場(?)らしき、とにかく私が毎日通っている場所に、これから毎日夕方から、コーヒーを出してくれるキッチンカーが来る事になったから皆さん宜しくね、と言われ、何故だか「あ、じゃあ私は毎日3杯、コーヒーを買いますね」と言ってしまいます。(どうして3杯も買うんだろう。見栄っ張りなのか?)
そして、いざ本当にキッチンカーがやって来て、3杯のコーヒーを手渡された時になって、(どうしよう。
一杯は私が飲むとして、これから毎日、二人に声をかけて、感じよく相手の負担にならないようにコーヒーを差しあげなければいけない。どうしよう……)と悩んでいる夢でした。
夢の中なので、ツッコミ所満載なのですが(そもそも、やっぱり一杯だけでいいです~テヘペロと言えばすむ話では、とか。コーヒー位なら、お疲れ様です~コーヒー買い過ぎちゃったんで良かったらどうぞ~くらい、流石に不器用な私でも言えるのでは、とか。)
そう思いつつ、なにか「取り組むべき課題」を示されたような気がして、つい深読みしてしまう夢でした。
と、ここまで書いていて、「 陽占に禄存、司禄がなく車騎、牽牛がたくさんある人らしい悩みだ。絵に描いたようだ」と思いました。
私は車騎、牽牛が合わせて4+龍高1というなかなか片寄った命式で、強いて言うなら龍高が何事もスマートにやりたい玉堂だったら、もっとハマったかも?と思いました。(なんの話だか)
人に働きかけるのが上手く、褒め上手でちょっとしたプレゼントをさらっと自然に渡せたりする禄存、司禄の効いた方々の事を、昔から「オトナだな~」と羨ましく思っていました。
しかし、お恥ずかしながら「オトナだな~」と思う相手が実年齢では私よりずいぶんとお若い、という場面も増えてくるにつれ、ぽかんと口を開いて感心している場合ではないな、とも思っています。
命式にない部分は苦手、なのは仕方ないのですが、年齢と共に経験を積んで、欠けた部分もまるくなるように補っていかないと…。
もしくは、「これはもう無理」と諦めて、スマートに、相手のご負担にならないように、なんてハードルの高い事を考えず、不器用に武骨にやっていくしかないのでしょうか。
夢の中の私が、2杯のコーヒーを《話した事はないが、いつも頑張っているなと思っている二人の若い子》に、理由も言わず「飲んでくれ、旨いぞ。」と手渡したら、それはそれでカッコいい気がします。
変な人だけど。