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アイドルオタクの原点、Ya-Ya-yahとの思い出
実はもともと生粋のJ事務所オタクだった。特に熱を上げていたのは2006年ごろ、中学生だった私はジュニアの先頭を走るYa-Ya-yahというグループに熱を上げていた。
好きになったきっかけは、至極単純だった。私と年齢が1つ2つ3つしか変わらない子たちが、こんなふうに多くの人を熱狂させるのがすごいなと思ったからだった。ただ、好きになると、とにかく曲が良い、4人の空気感が良い、ダンスの個性が良い……。彼らが中学から高校に上がるタイミングが好きだった私は、少し大人な歌を歌うようになったときや、髪色を染めてみる彼らに都度沸き、本当に生活の中心だったなと思う。
時期デビュー候補と長らく言われ、オリジナル曲も20曲以上あった彼ら。私は「いつか、彼らがデビューした時に絶対にたくさん会いに行きたい」と状況を夢見て、勉強に励んだ。
そんな日々に終止符を打ったのは2007年9月24日。4人の内、2人だけが別グループのメンバーとしてデビューすることが発表された。
どうして。4人は4人でいなきゃダメなのに。図書館でのテスト勉強に手がつかなくなった私は止まらない涙を流したまま自転車に乗った。そして、実家に帰りトイレに籠り、同じくアイドルを推していた友人に電話。友人も言葉を失い「えー」「嘘でしょ?」と言葉少なめに、同意してくれた。
そこからデビューしなかった方の2人は退所した。信じられなかった。永遠なんてないんだ、とここで初めて気付かされた。そして、私は勉強を頑張れなくなった。
あれから17年、深夜に信じられないことが起きた。
— 鮎川太陽 (@ayukawa_taiyou) December 10, 2024
4人分の3ではあるが再び集結したのが見れたのだ。これまでにもテキスト上での絡みはあったが、やはり写真の威力はすごい。
あの日の私へ、描いていた永遠はないかもしれないけど、細く長くでも彼らはたしかに時間を共にしているよ。