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地獄の門が開くとき

 ギレルモ・デル・トロ監督実写版映画「PACIFIC RIM」より、泣く子も黙るヤンシー兄弟。兄をディエゴ・クラテンホフ氏、弟をチャーリー・ハナム君が演じています。彼らはイェーガー:ジプシー・デンジャーの使い手です。

 プロトタイプ試作品のイェーガー操縦スーツ。筋肉の物理的運動をイェーガーへ伝達します。それと同時に、外部からの入力をパイロットへ伝達します。イェーガーが腕ひしぎにあえばパイロットへもアームで角度が伝達されます・・

 さらに、脳幹インターフェースにより、人間が無意識でコントロールしているバランス感覚などをイェーガーへ伝達します。イェーガー制御情報の処理に二つの脳が必要です。

 こちらがイェーガー内の操縦スペース。直径5メートルほどの空間の中でバワードスーツごとアームに固定されます。Gガンダム系コクピットのアナログ版的な感じです。

 全高80メートル(ザクの4倍)重量2000トンの巨大決戦兵器です。鉄人28号みたいな感じですね。地獄から来た怪獣は従来の通常兵器では撃破に多大な時間と犠牲を強いられます。核弾頭搭載ミサイルの直撃弾なら瞬殺できますが・・

 米国アンカレッジ洋上へ出現した怪獣君。画面中央の小さいのが民間の漁船です。この怪獣は全長100メートル、体重3000トン弱です。カテゴリー3に分類されている中堅どころの怪獣君です。

 漁船の船長は特等席でイェーガーと怪獣君の戦いを観戦できます。イェーガー:ジプシー・デンジャーは激闘の末相打ちになります。このときヤンシー兄弟の兄が戦死します。詳しくはDVDをご視聴願います。

 弟のチャーリー君が1人で操縦してなんとか浜まで帰還します。イェーガーの破損箇所と同じ部位にパイロットも負傷します。

 脳幹インターフェース接続が切れてイェーガーは機能停止、パイロットが射出されます。この戦いでイェーガーは腕を奪われますが、安全装置が作動してパイロットの腕が引きちぎれることはありません・・

 バーン・ゴーマン氏の予測が信憑性を増してきます。地獄の門が開く間隔が短くなり、開いている時間が長くなる。このままでは常時開通してしまうのも時間の問題です・・

 地獄の門が開くとすぐに地獄の怪獣君がこちら側に侵入してきます。暴れます・・ 人類は怪獣の数に押されだしてじりじりと国土を奪われていきます。

 バーン・ゴーマン氏の時空理論から導きだされる時空ブリーチ(裂け目)完全開通までの時間はあと14時間。14時間後に門が開いたらもう閉じなくなる訳ですね。そしたら地獄の怪獣や生物がどんどん侵入してきます・・

 人類はどのように対処するのでしょうか? すぐに知りたい方はDVDをご視聴下さい。
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