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独身女性VS既婚女性論争

某SNSでは毎日ように様々な論争が繰り広げられています。

独身女性VS既婚女性論争。

他にも専業主婦VS働くママとか

子持ち女性VS子なし女性とか


私が思うに、自分とは違う立場の女性を叩く人って、同じ日本人の女性として、お互いの立場を尊重し合おうという気持ちはないのだろうかと思う。

そのような気持ちがないから叩くのだろうけれど。

いろんな生き方があるのだから、どちらが偉いとか、どちらが幸せとか、勝ち負けや正解不正解を決める必要があるのだろうか。


私自身は子持ち既婚パート主婦という立場だけど、幼馴染や友人には独身女性も多い。

私の場合は、独身女性を羨ましいと思うことはあっても、不幸とかかわいそうなんて思ったことはない。

むしろ、賢い生き方をしているとさえ思う。

私も来世は絶対に結婚しないし子どもも持たないと決めているくらいだから。


私は子どもが小さい頃は専業主婦だったけど、働くママは尊敬でしかなかった。

子育てしながら働くなんて、しかもフルタイムでなんて、本当に凄すぎる。

そのような女性は尊い存在とさえ思う。


働く子持ち女性が、子どもの急な体調不良で仕事を抜ける。仕事を休む。

そのフォローを子なし女性が担う。

腹が立つ気持ちは本当によくわかる。

自分の仕事だけでも精一杯なのに、給料も変わらないのに、他人のフォローまで?ふざけんな!と思う気持ちはわかる。


でも、その怒りを子持ち女性に向けるよりも、会社側に向けなければ、世の中は何も変わらないと思う。


休んだ人のフォローをしたらプラスαいくらかお手当がつくとか、別な日に休みがもらえるという仕組みになっていれば、そこまで腹は立たないでしょう。

腹は立っても、仕方がないと割り切れるでしょう。でも現状では、そのような仕組みにはなっていない会社が大半でしょう。


専業主婦や扶養内パート主婦は第三号被保険者。

自分で年金を払っていないのに、もらえる。

ずるい!不公平!

そう思う気持ちはわかる。

私自身、現在は第三号だけれど、少し前までは第一号だった時期もあったから。


だけどね、専業主婦やパート主婦という、時間的に少しゆとりのある人たちが(実際は真剣に家事と子育てをやっていたらゆとりなどありませんが)見えないところで世の中を支えているということ。


フルタイムでお勤めをしていなくても、お給料をもらっていなくても、保健年金払っていなくても、ちゃんと社会のために働いている女性たちがいるということ。

そのような女性たちが影で、縁の下で、社会を支えているのだということ。


お勤めをしてお給料をもらって自分で税金、社会保険料、払っている人はもちろん素晴らしい。

でも、お勤めをしてお給料をもらうことだけが仕事ではないということ。

第3号の人たちは、税金、社会保険料を免除してもらえるほどの仕事を「人から見えないところでやっている」ということ。


専業主婦や扶養内パート主婦、いわゆる第三号の人たちは

誰からも褒められず、感謝もされず、時に「ただの主婦」なんてバカにされながらも、彼女たちは影で社会を支えている。

そういう存在がいることも知ってほしい、

とも思わないかな。


私たちは別に、人からすごいと思われたいとか、感謝されたいとか、そういうことさえも思わないから。

ただ自分がやるべきことを毎日淡々とやっているだけだから。


独身女性でも既婚女性でも

専業主婦でも働くママでも

子持ち女性でも子なし女性でも

みんなそれぞれの立場で、必死に生きている。


みんな、自分のため、家族のため、会社のため、社会のために働いているということに変わりはない。

お給料をもらうかもらわないかの違いがあるだけ。


だから

自分とは違う立場の女性をバカにしたりマウントを取るのではなくて

同じ日本人女性として、お互いの生き方を尊重しあえる世の中になれば素敵だと思う。

女性の幸福度が高くなることで、男性や子どもたちももっと幸せになるから。


理想論かも知れないけど、いつかそんな未来がくることを願って。

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