専業主婦は立派なキャリア②
「家事」という仕事って、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けるし、きちんとやろうと思えばいくらでもやることがある。
家事に終わりはない。
例えば
カーテンの洗濯、やらないなら手間はかからない。
やるとなると、各部屋のカーテン、レースカーテン、外して、洗濯して、洗濯が終わったらまた取り付けて。
部屋の数が多いほど、窓の数が多いほど大変。時間がかかる。
あとは洗濯の頻度。一年に一回ならまあそこまで大変じゃないでしょう。
毎月やろうと思えば結構大変。
シーツ交換、毎週交換するのか、2週間に1回か、月1かで手間は変わってくる。
ベットパットの洗濯も。何人家族なのかでも大変さは違う。
窓拭き、本当に大変。特に暑い時期。網戸拭き、もう勘弁してと言いたくなる。
でもやらないならやらないで特に困らない。よほど汚くない限り。
料理にしても、お惣菜を使うか使わないか、何品作るかで、大変さは全く違ってくる。
掃除も、常にモデルルームのようにピカピカにしようと思ったら、どれだけ時間と労力がかかるか。
見える範囲の埃を掃除機で吸うだけの掃除だけならそこまでじゃないけれど。
換気扇の掃除、洗濯機の中のクリーニング、洗濯機周りの掃除、
リビングの床は掃除機をかけるだけで終わるのか、水拭きまでするのか。
エアコンや空気清浄機、フィルターも定期的に掃除しないと埃だらけ。
冬はストーブの灯油入れ。灯油を買ってくるのも女性には重労働。
お風呂、トイレ、洗面所などの水周りの掃除もある。
「家事」って本当に終わりがない。
でも、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜ける。余計なことをやらなければいいだけだから。
掃除しない、料理はお惣菜、洗濯も最低限とか。
「ここ掃除してよ」「また惣菜?」とか口うるさく言う旦那様がいなければね。
やることは家の中だけじゃない。
食材や日用品、買い物に行かないと何もなくなる。
家族が多ければ多いほど、買うものも多い。
冬物のコートのクリーニング、
布団を干すかコインランドリーで洗うか、布団は今は洗濯する時代。
コインランドリーに布団類を持っていくのも一苦労。
家事に終わりはない、休みもない。
ただ「どのくらいやるか」人によって違うだけ。
子どもがいれば子育てもある。
子どもが健康なのか持病持ちなのか、
定型発達なのか発達障害があるのか、
他に何か病気や障害があるのか、
何人子どもがいるのか、
ジジババのサポートがあるのかないのか、
旦那様は子育てに協力的なのかそうでないのか、
ママの年齢、体力、などなど
人によって大変さは変わってくる。
だから一概に、専業主婦は大変とか楽とか言えない。
「人によって違う」としか言いようがないのだ。
続く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?