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構図を学ぶなら絵画から?〜絵画で身につける構図力

みなさん、こんにちは。

Video Arts Laboのサクです。

今回は「構図を読み取る力は絵画から学ぼう」というテーマでお話しします。



構図とは?

構図は、「絵画・写真などで仕上がりの効果を配慮した画面の構成」とされています。

よくレイアウトと混同しがちな言葉なので注意が必要ですね。


レイアウトは、写真や映像の枠組みの中に物や人物をどのように配置するかを決めるもので、構図(コンポジション)は画面全体のバランスを指します。


例えば、三分割構図や二分割構図、日の丸構図などがあります。

構図がしっかりしている写真や映像は、自然で美しく見え、逆に構図が崩れていると見づらくなります。

そのため、クリエイターにとって構図を学ぶことは非常に重要ですよね。



写真から構図を学ぶ

最初は、写真を通じて構図を学ぶこともいいかもしれません。

プロの写真を参考にすることで、どのように構図が使われているかを理解できます。

しかし、写真はその瞬間のシチュエーションやカメラの設定に大きく依存しており、同じ写真を再現することは難しいです。

そのため、写真だけで構図を学ぶのは限界があります。



絵画から構図を学ぶ

ここで、絵画から構図を学ぶことの利点についてお話しします。

画家は、絵を描く際にさまざまな要素を計算して配置しており、色や被写体の意味も考慮されています。

絵画の構図を学ぶことで、視覚的なバランスや美しさを理解しやすくなります。



おすすめの本

絵画から構図を学ぶためのおすすめの本を2冊紹介します。


1. 「名画から学ぶ写真の見方、撮り方」

この本は、名画の構図を分析し、それを写真に応用する方法を解説しています。

具体的な絵画や写真の例を通じて、構図の基本を学べます。

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2. 「絵を見る技術」

この本は、絵画の構図をより深く理解するための技術や理論を詳しく説明しています。

構図の由来や色の意味など、より理論的に学びたい方におすすめです。

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実践のためのカメラ設定

最後に、カメラの設定について触れます。

一眼カメラなどでは、グリッド設定を利用することでモニターに線が表示され、構図を意識しやすくなります。


グリッドを表示して、三分割構図や二分割構図の撮影から試してみると良いかもしれません。

慣れてきたら、グリッドを消して自由に撮影してみると、構図の力が自然と身につくはずです。


絵画から構図を学ぶことで、写真や映像のクオリティを向上させることができます。

ぜひ、絵画の世界に触れて、新しい視点で構図を学んでみてください。

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