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俳句(新年)
一日一句(だけではなく)足していく〈note句〉なるものを考えつきました。
毎日更新するので、表には出なくて密かに完成させるという趣向になるのでは?とは思っているのですが、上手くいきますかどうか?
お目汚しごめんください・・・。
(初天神)寄添ふてお初天神からころり
(羽子板)羽子板の桐の凹みに悔やみをり
(歌留多)笑ひ声絶えぬ孫(むまご)の歌留多かな
(歌留多)さりげなく譲る歌留多の兄けな気
(歌留多)結局は歌留多握りて泣きっ面
(初山)初山に入りて火熾す樵かな
(初詣)神仏の中庸にをり初詣
(窯始)火の神へ走りをる竜窯始
(鏡割り)老夫婦お鏡割れず持て余し
(福笹)居酒屋の福笹殊に大きくて
(事納め)事納めリビング急に広くなり
(七日)包丁の音軽ろやかに七日かな
(六日)妹のアイフォン大きな声六日
(五日)酒器仕舞い夫の目線よ五日なり
(四日)分別の袋集めて四日過ぐ
(三日)自転車の軋む音ありはや三日
(二日)厚切りの羊羹食むる二日かな
(大旦)ありたけの椅子を集めて大旦
(去年今年)出汁を引く厨仕舞いて去年今年