アメリカの国民的大イベント、スーパーボウル。勝敗にお金をかけて楽しむ!?
アメリカで一番の花形スポーツ、それはアメリカンフットボールだ。
私は渡米するまで、アメリカンフットボールとはアメリカ風のサッカーか何かだと思っていた。その位、私に何の知識もなく、また現在もたいした知識はないと思って読んでいただきたい。
まず、スーパーボウルとは何なのか。
この記事に「多くの人々は自宅に友人や家族などを集めパーティーを開き、毎年1度のアメリカ最大のスポーツイベントを楽しみます」とあるが、私達家族も仲良くしてもらっているアメリカ人のお宅に呼んでもらって、スーパーボウルを観戦した。
私達以外は全員アメリカ人の家族が集まっているパーティーだったので、ルールもよくわからない、選手も知らない、フットボールに興味がない、独特の盛り上がり方についていけない、挙句の果てにネイティブ同士の会話なので半分くらいしか聞き取れないという感じでアウェイ感を味わう数時間となったのだが、終わってみれば良い経験をさせてもらったなと思う。(ネイティブとネイティブが盛り上がって高速スピードで話している会話はリスニング難易度最高峰だと個人的には思っている)
今回の試合がどうだっかなどという感想は詳しい人にまかせておいて、私が一番感じたことは、勝敗にお金を賭けるのって普通の事なんだ!という事だった。
呼んでくれた友人のご主人も勝敗に250ドルも賭けていたし、息子が所属しているスポーツチームでも、スーパーボウルの勝敗にお金を賭けて、そのお金のうち半分は勝者へ、半分はチームの運営資金として使うみたいなイベントがあった。一口50ドルで、5口とか10口とか買っている人がいて驚いた。ちなみに、もちろん強制のイベントではなかったので、私はスルーすることにした。パーティーで勝敗に賭けるのって普通なの?と聞いてみたら、半々くらいに意見がわかれていたので、当たり前だが人それぞれという感じらしい。ただ、野球賭博なんかがニュースになる国出身の私にとってはなかなか違和感がある。大人が賭けているのはまだ納得だが、スポーツチームの資金集めの一環としても使われる程に浸透している事なんだというのは驚きであった。
この記事によると、勝敗を予想する賭けサービスに、過去最高5040万人の成人が計160億ドル(約2兆1000億円)を投じると見込まれているとある。え・・・2兆1000億円・・・と思ってしまう。見込まれているとあるので、実際にはもっと多かったのかもしれない。
とりあえず今日は昨日のパーティー疲れを癒すために、ゆっくりしよ。
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