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オープンマリッジへの道のり④《私の問題の中核》

我が家のオープンマリッジ合意までのプロセスを
徒然なるままに綴っています。


今日はシリーズの④です。

※かなりアバウトな復習のみで先を綴ってしまいますので、ご興味のある方は①から読んでもらえると嬉しいです(^^)



私たち夫婦の
《セックスレス》という現象は
私にとって
どんなふうに問題だったのか…


端的に言うならば

  ①性欲が満たされなかった
  ②心も満たされなかった

ざっくりとこの2つだったということを
前回まででお伝えしてきました。


今日は②について更に詳細なところ…
セックスレスだったことに
都度いじけて怒っていた私について
綴ってみたいと思います。




私はかつてSEXがしたかった。


でもその想いは満たされることがなく

したい私と
そうでもない主人の
性欲のアンバランスさは
私が「我慢をする」ということで一見保たれていましたが、実のところ、私の中にはネガティブがどんどん蓄積されていきました。



誤解されたことがあるのですが
私の場合は
多くの女性がそうであるように
相手が誰でもいいわけではなかったんです。


私は
他の誰でもなく
《主人と》SEXがしたかったのです。


でも、それがなかなか叶いませんでした。



そんなプロセスを繰り返す中で
私は、不満や切なさ、悲しさ、情けなさ、怒りなど
様々な負の感情を溜め込んでいきます。


私はセックスレスになり
どんどんどんどん…
《いじけて怒って》いきました。

我が家の場合
時折していたとはいえ
それは私には決して満足できる状況ではなかったし
かえって…
ますます惨めな気持ちになることさえありました。
(※その理由は後半部分にあります)


こんな状況に陥った理由と
そこから抜け出すことができなかった理由を
2つにまとめると
私の場合は…

《❶コミュニケーション不足》
《❷私の価値観やモラルの問題》

この2つになると思います。


では、はじめに
《❶コミュニケーション不足》について

私たち夫婦、実は話はしていたんです。
でも、その話し合いはおよそ健全なものではなかったんですよね。時には「意見のぶつけ合い」といいますか、なんなら「意見の投げつけ合い」みたいな時もあって、決して前向きなものではなかったんですよね。

「分かってほしい」
「分からせたい」
「どうせ分かってもらえない」
「またか」

などなど…
様々な想いが交錯していました。

そんな感じだったので、話し合いを経て残るものと言えば、それはもうネガティブなものばかりで、イヤな感情や疲労感だけだったりすることがほとんど。関係性を深めるための話し合いとはかけ離れたものでした。質的・内容的な不足、でした。


こういう状況が継続してしまった理由は
かなり複数に及ぶと思います。

・お互いの考え方が稚拙だったから
・そもそも建設的な話し合いのモデルケースを知らなかったから
・感情のコントロールがきかなかったから
・家族や夫婦というものにたいしての幻想があったから


その他にも、様々な価値観やモラルが邪魔していたことは大きな要因だったと思います。



なので、ここから先は
《❷私の価値観やモラル》について

私の中には
様々な偏見や価値観やモラルが存在していますが
それらは生まれてから今に至るプロセスで
様々なところから受け取り
取捨選択してその時に至っていたと思います。

例えば…
《生まれ育った家庭》からだと
親から
祖父母から
親戚から

《育っていく過程》では
学校の担任から
他の先生から
友達から
先輩から
地域の方から
習い事の先生から
バイト先の知人から


本当に数え切れないくらいの
様々なる偏見や価値観、考え方を吸収したものが
取捨選択しつつ
私の中に刻まれていました。
(それは形を変えて今も私の中にありますが)

そして、
それらは認識できているものもあれば
無意識下で知らず知らずのうちに
刻んでいるものもあると思います。

私の場合には
主人にたいして
「自分が性的なことでの悩みを抱えている」
ということを
相談することができませんでした。

恥ずかしかったのです。
惨めだったのです。
情けなかったのです。

そして、
私にこんな想いをさせる主人のことを
恨んでいたのです。

「女性なのに性欲があるのはおかしいのか」
「主人よりもあるのはおかしいのか」
「私はいやらしい?」
「私ははしたない?」
「私は淫ら?」
「私はどこかがおかしいのかな?」

それでも
思い切って主人なか打ち明けた時期がありましたが、問題はそこから先にも続いていきます…

「女性である私が何でこんなことを言わなくちゃいけないの?」
「何で私にこんなことを言わせるの?」
「女性である私から誘わないとしてもらえないなんて惨めすぎる」
「私は魅力がないということを突きつけられているようで情け無い」
「こんな想いをさせる主人が憎い」



挙げればキリがありませんでした。

私には性や性にまつわることについて
《女性だからこう在るべき》という
間違った考えや偏見に満ちたもの、歪んだ価値観がたくさんあったのです。



性やセックスについての話題は
隠すべきことで
はしたないこと
いやらしいこと
恥ずかしいこと
特別なこと…

ましてや
女性である自分がそれを望むこと
語ることさえ
憚ることだと
ずーーーっと思っていました。

そして、これは
日本人のほとんどの人の感覚の中に
大なり小なりあるものではないか…
そう思います。

日本の文化や教育がそう在りがちだから。

だからこそ
女性が(男性が・夫婦が)
性的なことについて問題を抱えやすい社会だと思うし、それを解消することも難しい状態のままなのかもしれない…とも思います。


とてもとても長くなりました😱
今日はここまでにします。笑

オープンマリッジまでのプロセスはまだ続きます。
綴り始めたら、本当に様々なことが絡んでいて
なかなか進めない…😂


あともう少しだけ綴りますので
お付き合いいただけたらうれしいです。


長文を最後までお読みいただき
ありがとうございました^ ^



※現在、我が夫婦はレス解消済みで、SEXありの仲良しです。
そして…その先にあるオープンマリッジです^ ^



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