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自律を促すDoudou @フランス

皆さん、こんにちは☀️

日本キッズコーチング協会認定キッズコーチング®エキスパートの小林咲子です😊

本日は『日本とフランスの育児支援制度』の第3弾です🇫🇷といっても、今回は少し支援制度とは離れて、フランスの保育園や幼稚園の持ち物とその必要性についてです🤗

「色々調べたいけど、時間がない😖」
「仕事・家事・育児で気持ちに余裕が持てない…😞」

という1分1秒が本当に惜しいワンオペ・ワーママさん向けに、今回から目次を設定致しましたので、手っ取り早く結論に進みたい方など、ぜひご参照下さい🤗

フランスの幼稚園

フランスではécole maternelleといって、幼稚園(3歳程度)からが義務教育になります😊また、持ち物がとても少なくて有名で、日本の保育園や幼稚園の「連絡帳」も存在しないため、特に働くお母さんにとっては、準備がとても楽という利点があります☝️また、フランスの幼稚園では実は、あるものが持ち込み可能とされています💡何でしょうか?考えつつ、次へお進み下さい❣️

日本の保育園・幼稚園での持ち込み禁止

私は長女の保育園で、認可保育所や認証保育所、そして認可外保育施設の全てを経験しましたが、どの保育園でも、自分の家から持ってきたものを保育園に持ち込むことは禁止されていました💦それは友達が羨ましがってしまう事を未然に防ぐため、また、万が一保育園で破損してしまうという事がないようにという理由が主なものでした☝️現在では衛生面などの問題もあるかも知れませんね💦

フランスの子ども達の必需品

そしてフランスの幼稚園で、数少ない持ち物の内、ほぼ必須の持ち物とされているものは何でしょうか❓

それは、Doudou(ドゥドゥ)と呼ばれる、その子が小さい時から肌身離さず持っていて、その子に安心感を与えてくれるぬいぐるみやブランケットの存在です💡赤ちゃんの頃から1人寝をさせるフランスでは、眠る時のお供としても必須の存在🧸これは大抵どの子も持っていて、さらには大人になってもずっと保管している人もいるそうです☺️

心理学の観点から見たDoudouの必要性

フランスの精神科医であるAnne DUMENT氏のインタビュー(下記リンク参照)によると、このDoudouは何より安心の対象だそうです💡それと同時に、子どもの思考を整理し構築することができるものであり、赤ちゃんの内面の感情や感覚と外界をつなぐ役割を果たすとの事。幼児は大人よりも感情がとても強い為、Doudouにより、これらの感情を調整する、つまり、思考や感情を構造化する事で、子どもはより安心感を得て、外の世界で遭遇するさまざまな不安を補います☺️そしてDoudouは、子どもを自律に導くためのもの☝️いわば思考や精神生活の調整役で、母親と父親だけの世界から、外の世界に移行することを容易にするものなのです🤗まるで外の世界を開く鍵のようなものだとDUMENT氏はおっしゃっています❗️

あとがき

添い寝文化である日本にはないDoudouの存在が、子どもの自律を導く役割まで果たしているなんて、驚きました‼️

日本とフランスについて書いてはいますが、個人的にはどちらが良いというのはありません🤗各々良い所があるので、将来的に“良いとこどり”をした制度が導入出来ればと思っています😊✨

最後までお読み下さり、ありがとうございました😌

Interview exclusive : Le doudou dans la psychologie enfantine
https://la-pelucherie.com/blogs/journal/peluche-doudou-psychologie

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