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見習いたい!フランス人の心の余裕
皆さん、こんにちは☀️
日本キッズコーチング協会認定キッズコーチング®エキスパートの小林咲子です😊
皆さんは、出勤途中や帰宅途中に、
「なんで私って、いつもこんなに余裕がないんだろう…。」
と思った事はありませんか💦?
それだけならまだしも、
「もっと早く起きればよかったのに。」
「どうしてもっと早く子どもを寝かせてあげられなかったんだろう。」
な〜んて、自己嫌悪に走ってしまったり😵
毎日毎日、行きは職場へ、帰りは保育園へ猛ダッシュしている私は、日々感じていました。
打って変わって、子育てしながらも余裕を持った様子で過ごしているフランス人の同僚達🫢フランスでは、小学校卒業まで親の送り迎えが必須にも関わらず(※地域にもよります)です!
凛とした細身スーツのサラリーマンに、 余裕オーラを身にまとった素敵ママ達の多いこと…✨
そしてその人達の特徴は、
いつもゆったり落ち着いていること😳
この時間間隔の違いは何なのだろうとずっと考えていました🧐
そして、ついに同僚からの言葉で、ある大切なことに気づいた私。
本日は、彼らの”心の余裕”に近づくヒントをお伝えいたします💡
【自己犠牲で幸せにはなれない?】
毎日走って帰る私を見ては、呆れたり、不憫そうにするフランス人の同僚達。
そんなある日、1人の同僚に言われました。
「フランスでは、1日24時間を
8時間は社会生活(仕事や学校)、8時間は家庭生活、、残りの8時間は休息時間
って考えるの。これは、大人にも子どもにもある当然の時間の権利🕰️
あなたは、そのどれもがいつもギリギリ、むしろぜーんぶ無理してぜーんぶ守れていない。それであなたは幸せ?あなたに時間を守ってもらえても、せかせかして眉間にシワを寄せているあなたを見る子どもは幸せじゃない。」
頭をガツーンと殴られた思いがしました🫢
確かに当時の私は、
仕事も残業、保育園のお迎え時間もギリギリどころかむしろ超過、いつも最後にポツーンと残っている娘…
子どもも自分も睡眠時間が短く、精神的にも肉体的にも疲労困憊😱
さらに不幸なことに、私の勝手な自己犠牲の上に成り立っていると思っていた子どもの幸せも、実は幸せではなかったかもしれないと気付かされたのです。そして、子どもの時間の権利を奪っていることにも…。
【逆サプライズテクニック】
「私なら…」
とその同僚が付け加えました。
「子どもに悪い期待をさせてそれを裏切って良いことに変える!」
彼女が教えてくれたのは、逆サプライズテクニック。
例えば、子どもの保育園のお迎え。
子どもに、お迎えに行けそうなちょうどの時間を伝えるのではなく、遅めの時間を伝えます💡そして、その伝えた時間よりずっと早くお迎えにいくことで、まさかそんなに早く迎えに来てもらえると思っていなかった子ども。そして仕事をやり終えてから焦らずお迎えに行けたママ。子どももママもニコニコ満足😊
「なるほど〜!!」
こんな簡単なことに気づかなかった私。それまでは、「なるべく早く行くよ、○時には行くよ!」と伝えて、不慮の事態で遅れるなど、子どもをがっかりさせることもしばしばありました。
【幸せの総量を増やす】
このテクニックを聞いた私は、「他者に利益をもたらすためには、”自己犠牲”は必要ない」という考え方を思い出しました☝️
これは、こちらの本に出てきた考え方↓
日本のお母さん達は特に自己犠牲が多いと思います。
自分が苦しくても子どもや家庭のことを考え、行動する。
でもこの場合、結果的に「幸福の総量」は増えません。それは、
お母さんの自己犠牲が子どもを幸せにしても、お母さん自身が幸福を感じなければ、その分マイナスになってしまうから。
でも逆に、子どものためにすることが、お母さんの幸せにつながることなら?
マイナス分が生じない、むしろプラス分が増えて、個々の幸福度が上がり、幸福の総量が増えます。つまり、分かち合える幸せが多くなるのです!
それを理解してから私は、
「自分の利益を度外視して相手に尽くすこと」より、「みんなで分かち合える幸福が増えること」を意識的に選択するようになりました。
仕事でも同じことが言えますね。
自分の利益も含めて全体の利益を増やすことこそが、会社の価値につながります。
行き詰まってしまって、「どうして私ばっかり…」と辛い自己犠牲を嘆きそうになった時にちょっと思い出してもらえたら嬉しいです☺️
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました😌