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clusterにミュージックワールドを作った

Pizuya's Cell の新曲「Breaking yourself」のミュージックワールドを制作してclusterにて公開しました. 作ったものミュージックワールド(cluster) MV(YouTube) なぜ作ろうと思ったか一般的な3DCGのMVは,モデルを組み合わせたワールドをカメラを通じて撮影し,一つの映像作品に仕上げます. どのようなカメラワークを使って切り取るのかは,映像制作者の感性にゆだねられます. 私もいくつか3DCGを使ったMVを制作してきました

    • 【YouTube Live】PROJECT EMOTION 360° Gallery の制作

      2021/5/1~9の9日間にかけて「PROJECT EMOTION - 世界最大のNFTアート展示会」が YouTube Live にて開催されました。 https://project-emotion.com/ こちらの配信のために、総再生2時間に及ぶ360°動画の制作と、AWSを活用した配信環境の構築をした話を書きます。 遷移ジェットストリーム 3月に公開していた「遷移ジェットストリーム / Pizuya's Cell」のMVが今回のPROJECT EMOTION

      • YouTube Live 24/7配信システムの構築

        24時間365日 Pizuya's Cell の楽曲を垂れ流し続ける「Pizuya's Cell Arrange Radio」 の配信システムを構築しました. ボーカルとインストの二種類あります.作業用BGMに最適ですので,ぜひお使いください. これまで 24/7配信は特に海外リスナーが多く,Stay Home の背景もあってかこの1年でかなり数が増えたのではないかと思います. Pizuyaもこの流れに乗るべく,2020年5月頃よりPizuyaさんが自宅のサーバーで24

        • 匪石之アイデアル360°MVを制作して考えたこと

          匪石之アイデアルMVについて 2020年8月7日 Pizuya's Cell official チャンネルにて投稿された「匪石之アイデアル」という楽曲の映像制作を担当しました. キャラクターイラストはおなじみボーカルも担当しているめいどさん,背景イラストは現原宮さんです. Pizuya's Cell では過去にも何本か映像作品を投稿しており,それらは数万再生にとどまっていましたが,本作品は現時点でそろそろ50万再生を突破しようという勢いです. 本作品を見ていただいたみな

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        • 【YouTube Live】PROJECT EMOTION 360° Gallery の制作

        • YouTube Live 24/7配信システムの構築

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          「作品を作る」=「最適化問題を解く」

          作品を作る過程は、最適化問題を解く過程に似ている。 最適化問題とは 最適化問題とは、ある評価指標を最小化(または最大化)するようなパラメータの組み合わせを求める問題である。 例えば、お菓子の詰め放題でどのお菓子をどんな順番でいくつ詰めていけば、一番自分が満足できるお菓子の詰め合わせになるか、といった問題である。 この場合、お菓子の選び方、入れる順番などが「パラメータ」であり、好きなお菓子がたくさん入っている方が良い、高いお菓子がたくさん入っている方が良い、といった満足度

          「作品を作る」=「最適化問題を解く」

          インターネット映像制作マンになって7年経ちました

          今回は今までのインターネット映像制作マンとしての活動を振り返っていきたいと思います。 映像制作に触れたきっかけ映像制作に触れたのは、中学一年生の頃にクラスで映画作りやクラス紹介PVを作成したことがきっかけです。当時の映像は黒歴史過ぎて直視できません。 当時自分のPCを持っているのはクラス内で私だけで、NECのノートPCにPremiere Elements 2.0 を入れて編集していました。学校のPCと自分のPCでデータをやり取りするために、40GBのポータブルHDDを常に

          インターネット映像制作マンになって7年経ちました

          社会人ドクター一年生

          記事のヘッダー画像は、昔C4Dという3DCGソフトを勉強していて(今も勉強中です)、その時に練習で作った作品です。昔のフォルダを漁ったら同じようなものが10枚程度あったので、今後の記事のヘッダーとして1枚ずつ使っていこうと思います。 今回は、私が履いている三つの草鞋のうち、研究の話です。 私は昨年の2019年10月に博士課程後期に秋入学で進学しました。仕事は辞めていません。いわゆる「社会人ドクター」と呼ばれるものです。社会人としては当時3年目でした。2年目の秋あたりから本

          社会人ドクター一年生

          楽しいと思う瞬間

          どうせお金をもらうのであれば自分が楽しいと思えることを仕事として選びたい。そのためには、自分が楽しいと思うことが何なのかを知らなければならない。 自分の場合、大きく分けて活動のフィールドは仕事・研究・制作の3つがあるが、共通して楽しいと思える状態があることに気づいた。それは、「次にやること、道筋が次々に浮かんできて、無意識に手が動いている状態」である。 いわゆる、「フロー」と呼ばれている状態だと思われる。仕事であれば、プログラムのコードを書いているときや、全体のアーキテク

          楽しいと思う瞬間