
Toastyの魅力に気づいたTasmania生活 in Geeveston
タスマニアのカフェをどんどん侵食している。もう引っ越してきて3ヶ月ちょっとだが、もう20店鋪くらいは行っただろうか。
いつか「タスマニアカフェ特集の雑誌」でも自己満足かつ旅の思い出として作ろうかと彼女と話しているところだ。
それくらい「全くもって普遍的ではない」カフェが乱立している。
Communion in Geeveston

今回は、ホバートから南へ車で50分程度進んだ小さな町、Geevestonの「Communion」へ。
カウンター席が8席程度、テラスが4席程度のかなりこじんまりとした店。
外観もいたって普通のシンプルなものだが、ここはコーヒーもさることながら、Toastyが異次元。
3種のチーズToasty

元々ドライブの休憩がてら、コーヒーのために立ち寄った。それぞれカプチーノwith one sugarをオーダーした。僕は99.9%毎回カプチーノ、彼女は、70%くらいがカプチーノで、たまにチャイラテやカフェラテに浮気している。
それはさておき、いざ店員さんに「カプチーノ2つ」と告げたときにはすでに彼女の目は、カウンターのケーキたちに釘付けだ。
そしてそのまま息を吐くのと同時に「シナモンアップルケーキ」を頼んでいた。そしてなぜか僕もつられて「ライムケーキ」を頼んでいた。
いつもカフェに行くと2つは予定外の出費がある。それが今日は2つだけだった。
はずだった。
カプチーノも残り2口、実質1口もない量だが、ケーキももう残りかす程度になったとき、白髪の生えた70歳くらいの男性が一人で入店。窓側のカウンターに腰掛け外を眺めながら、コーヒーを啜っていた。
「この歳になって一人でカフェに来て、のんびり自分の時間を過ごすって、かっこいい時間の使い方だよね」
そんなことを話したような気がする。それくらい、この男性の佇まいや落ち着き、おふれでるオーラみたいなものがかっこよく見えた。愛想がかなりいい店員さんとの会話も楽しんでいた。
と思っていた頃に、一皿のToastyが男性の元に運ばれてきた。なにとはなしに、目でそのToastyを追ってしまったのが間違いだった。それは追わされたのか。
「うまそうすぎる」
少し焦げ目がついたパンに大量のチーズがふりかけられている。微かにみえるパンの口からは、あれはチーズだ。チーズが垂れている。
そして焦げたチーズの香り。
「ちょっとメニュー見てもいいですか?」
いつの間にか店員さんからメニューを受け取り、あれが一体なんなのかを確認。「3種のチーズトースト」だ。
食うしかない。今しかない。
今日の追加メニューは2つどころではなかった。特大の3つ目がやってきた。ミニとレギュラーがあった。当然レギュラーだ。
目の前に運ばれてきた瞬間にわかった。「これは大当たり。」
そして一口目を口に入れた瞬間にわかった。「これは大当たりどころの話じゃない。」
うますぎるのだ。全てが。
外サクの生地、とろけまくったチーズ、そして何よりド甘くなるまで煮込んである玉ねぎ。おそらくあの瞬間、通常10%しか稼働していなかった脳は、少なくとも11%にはなった。それくらいの衝撃を受けた。
Toastyってこんなにうまいのか。Toastyを舐めていた。
以前タスマニアのDoverというさらに南のエリアのさらに小さな街のカフェ「Wild Bird」で、マッシュルームのToastyを食べたときにも似たような衝撃を受けたことを思い出した。でもToastyに関して言えば、これが人生2度目の脳へのダメージであった。
English jokeが面白い
コーヒーを頼むとこんな紙がセットで付いてくる。

どうやらEnglish Jokeをセットでお届けしているらしい。Google Mapにもいろんな人がアップしているのそれも見てみてほしい。
ちょっと人笑い。笑いがあれば、いつもの味もカプチーノも一際美味しく感じられたり、感じられなかったり。
ToastyのEnglish Joke、田舎の小さな街でふと訪れた小さなカフェには、こんなダブルの魅力がありました。
その他のTo do in Geeveston
Geevestonには他にもいろんな魅力がある。まずは、中心地の公園内を流れる川は、Platypus(カモノハシ)の生息地となっている。なかなか遭遇するには運が必要らしい。この日は見れなかった。
Toastyで満たされた腹をPlatypus探しで消化する。なんとも素晴らしいコンビネーションではないか。
また、ちょっと贅沢なカフェに行きたい人は、迷うことなくこちらのカフェを直行してください。
カードにお金が入ってる確認してからね。