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【19日目】そろそろ近づいてきた体の限界

朝3:30。 まだ真っ暗な中、起床。
全身の疲れが全く取れていなくて、40km歩いた直後のように体が重い。

夜中は馬泥棒を警戒して起き続け、日が出てから1~2時間しか寝れない日が続いてるせいなのか。

それともここ最近はあまりお腹も空かないし、朝ご飯を食べる時間すら勿体なく感じて一日一食が続いているせいなのか。

クロとジョナサンに水をあげたり、荷物をまとめたりしたものの、あまりにひどい疲れだから体調を優先して4時半に再び寝袋に入る。
朝7時。

気温も上がってきて目が覚めると少しは体がマシになっていた。
毎日の疲労に対して、回復が追いついていないのだろう。

腹は減ってなかったけど朝食を作る気力もなかったから板チョコを1枚かじりながら準備をする。
クロの鞍ズレもかなり良くなってきた。

それでも完治ではないからジョナサンに跨り、軍隊用の10分速足、20分歩きの方法で進む。
今日も天気が良くて日差しも刺すように強くて痛い。

ひたすら広がる荒野に吹いている乾燥した風が口の中から水分を奪い続けて舌が痛くなる。
本当は鞍ズレ防止の為に一日の始まりと終わりにしか水をあげないのだけれど流石にこの暑さだから小さな小川を渡るときに水を飲ませた。

小川の近くで馬に乗ったおじさんに出会った。
近くに草のいい所や村はないのか聞いてみると、この先10kmくらいのところにゲルがあってその辺りなら草も生い茂っているし川もあるとのことだった。

10kmならもうすぐだ! 15:00にはその村につけそうだ!

情報を教えてくれたおじさん
何故かおじさんに撮ってもらった写真。後ろに写っているのがクロ

少し気力も出て一気に進んでみたけれど10kmを過ぎてもゲルどころか川も見つからず。。。

不安になりつつもしばらく進むと19:00頃になってようやく、遠くからは見えずらい窪地になっている所にゲルを3軒発見した。

そのゲルの1つが店もやっていて(とはいっても一般家庭のゲルに品物が多めに置いてあるだけ)、食料品と飲み物を補給した。

近くの川の周りは確かにすごく美味しそうな草が生えていて、川の水を飲まそうとしてもクロもジョナも草に夢中で全然水を飲んでくれなかった。

何回も場所を変えて飲ませてみようとしたけれどダメで、蚊も多いし草も水分を豊富に含んでそうだから水を飲ますのは諦めた。

テントに入ると強い眠気が襲ってきて、正直食欲はなかったけれど体調を復活させるためにもご飯を炊いてウランバートル(首都)で買ったレトルトの牛丼と豚汁で食べた。

魚の缶詰に飽きていたってこともあるかもしれないけれどやはり日本食は美味しい。
食事が美味しいと気力も湧いてくる。

たった3つしか買わなかった貴重なレトルトだけれど残り1つになってしまった。


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