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佐久考古学会
2022年7月31日 14:16
1 場所 小諸市八満に所在する。標高774~800m程の浅間山麓の南向きの緩やかな傾斜面に立地する。2 特徴平成4・5年に上信越自動車道建設に先立って県埋蔵文化財センターが発掘調査を行った。ここで注目されたのは、縄文後期前葉の集落である。南向き斜面を段切りして東西約25mの平坦面を造成し、カット面に張出部を設けた敷石住居跡3軒が並び、その前面には石棺墓や土坑墓群がみられた。大土木工事で造