振り返りライブレポ『スガシカオFUNK FIRE2012inなんばHatch』
今や俺のライフワークと化したと言っていいライブレポですが、10年以上にかけて書いてきたライブレポのほとんどはmixi時代に作った文章で、今ではmixiにしか残ってない状態😅
そんな懐かしいレポたちを、このnoteの方にも残しておこうという『振り返りライブレポ』をお届けします。
今回は2012年6月20日に開催されたスガシカオさんの”FF“ことFUNK FIREツアー、大阪なんばHatch公演のレポをお届けします。
俺にとって初体験だったオールスタンディングライブ、しかもFF!
あの日の熱気を、興奮を、少しでも伝えられたなら嬉しいです😊
ではでは行きます。
振り返りライブレポ『スガシカオ FUNK FIRE 2012 inなんば Hatch』‼︎
6月20日、行ってきました!
『Suga Shikao FUNK FIRE2012inなんばHatch』
FUNK FIREとは、スガシカオの音楽の骨格の部分であるファンクを前面に打ち出したライブで、“オールスタンディング&ノーバラード"が基本コンセプトなライブ。
前回の『Hitori Sugar』同様、今回もスガシカオ自らが会場の予約の電話から何から、全てを自分で行った完全自主公演。
事務所から独立後、あまりにもメディアから黙殺されてるスガさんだから、時折カリスマブロガーに転身したのかと錯覚してしまいそうになるが(苦笑)、
マスコミ・メディアで全く取り上げられる事なくとも、一瞬でソールドアウトになるスガさんのライブ。
ここには、スガさんの音楽を本当に求めている人達が集ったのだと思う😊
心配していた台風も上手く逸れてくれ、スガさんは(ついでに俺も😆)もう雨男では無い事を証明(笑)。
友人と共に整理番号1600番台で入場。
まだ客電が点いてる状態にも関わらず、既に観客の期待値がMAXで、裏から楽器の音が鳴ったり、スタッフさんがセッティング(?)に出てきたりする度に歓声が挙がる😊
開始予定時刻になると、もう待ちきれないという感じの手拍子が巻き起こり・・・
遂にスガシカオ(withバンドメンバー)登場!!
スガさんの衣装は真っ赤なシャツ✨
似合いますなぁ😁
大歓声の中、鳴り始めたのは、、聞いた事のないイントロ。
「♪夕方からバイトは飲食店で 25時終わり 部屋でネットをひらく♪」
Σ( ̄□ ̄;)
1.新曲(27日配信開始:タイトル不明)
ブログでファンにタイトル募集をした新曲だ!!✨
シングルと言うよりはライブ向きな曲だとは思うが、とにかく激しくてカッコいい!
『キズひとつない透きとおった心 ウソっぽくない?それ・・・Break down
キズしかない恥ずかしい心 ぼくのこと?それ・・・Break down』
スガさんの人生2度目のデビュー曲。早くタイトルを知りたいな😆
スガさん「大阪!!今日は、ぶっ壊れる覚悟で来い!!」
2.ストーリー
初期の名曲登場で、いきなり観客も大興奮⤴️⤴️
♪ひとつずつ!ひとつだけ!♪の所の一体感がハンパない(笑)。
『安全と冒険で君はどっちへ行く? 退屈と充実で君はどっちをとる?
そんなにかんたんに えらべるくらいなら
なんの迷いもなく幸せになれるか・・・』
3.19才
もうライブの超定番曲。
でもホントに何回聴いてもカッコイイ✨
『ククククロアゲハチョウの様に誇らしい羽根で飛びたい
クククくだらないって言わないで そんな人生がいいの いいの・・・』
前方のモッシュゾーンの観客は、早くも凄い事になってるように見えた😊
俺も踊りまくってて、既にツアーTシャツ(年号入れ忘れver.笑)が汗でビショビショに😅
4.ファンカゲリヲン
6月だけに!?
雨だったらピッタリだったかもな選曲ですね(笑)。
『破壊してよ ねぇファンカゲリヲン ムカンシンもヤサシサも全部』
5.サナギ
これもスガシカオWORLD全開の曲。
スガさんの歌詞ってエグいぐらいリアルなんだよなぁ。。
『家畜に名前がないように あなたの名前を忘れてしまうの
思い出して泣いてしまうよりも あなた自体を消してしまうの』
ここで、スガさんと観客のコール&レスポンス⤴️
スガさんも本当にテンションが高く、Hitoriの時とは別人のようだ
スガさん「そんなもんか!?俺の知ってる大阪は、こんなもんじゃねー‼︎」
煽りに応えて、目一杯の声量で叫ぶ観客一同!
スガさん「スゲー‼︎⤴️✨✨👍」
6.正義の味方
スガさんの下町ソングの中でも異色な曲。
これも、サビの部分超盛り上がった😊
スガさんも、めちゃ楽しそうで、見てるだけで幸せな気分になれました😆
『もしかして あれはもしかして むかし正義の味方で 遠い場所へ どこか遠い場所へ
活躍できる遠い場所へ』
・・・と、ここでスガさんがシカタイZ(無料メルマガ)で書いてた“ワシントンゴーゴーFUNK"のコーナーが始まる✨
スガさん、リズムにノリながら何故かニセ外国人風の喋り口調に(笑)。
スガさん「ワシントンゴーゴーヲ知ッテルカ!?ワシントンゴーゴーヲ知ッテルカ!?知ラナイヤツハ 今スグ帰レ!アッ、ゴメン嘘デス~帰ラナイデ。最後マデ見テ行ッテクダサ~イ(笑)。天国ノ、チャック・ブラウン ニ捧グ。。」
「ワシントンゴーゴーハ、ズットコウイウ一定ノリズムノ中デ、2時間ブッ続ケデ、イロンナ曲ヲ1ツノ曲ノヨウニ演奏スルスタイルデース!
アッ、今日ハ諸事情ニヨリ、ギュット短縮シテオ送リシマース(笑)。」
7.サヨナラホームラン
いつもと違うリズムで、あのイントロが流れた瞬間、客席から歓声が✨✨
『明日という言葉は どうして明るいって書くんだろう?
明るい日じゃなかったら誰も明日を待たないからか・・・』
ホントこの曲大好き。
演ってくれると思ってなかったから不意を突かれて、踊れるアレンジなのに泣きそうになった😢
8.魔法
レアですねぇ。。
で、ここからスガさん曰く“即興ラップ"が始まる(笑)。
えーと、、『JAPAN-UK circuit』のDVDを購入された方はお馴染みですね。
♪叩けばホコリばっかし♪の、アレです(笑)。
この日のターゲットはベース担当坂本竜太!!(笑)
スガさん「♪ベース!ベース!ベースは坂本‼︎ベース!ベース!ベースは坂本‼︎ヤツのベースは●宮に響くぜ ベ●ドの中でもチョッパー!叩けばホコリばっかし!叩けばホコリばっかし!♪」
・・・すみません、この後は自主規制で(笑)。
バンマス坂本氏、ずいぶんおモテになるようで・・・(笑)。
9.愛について
即興ラップから空気が一転✨
ファンク風のアレンジでも、名曲は心に染み入ってくる。
『ぼくらがもう少し愛について うまく話せる時がきたら くらしていこう
すばらしく すばらしく毎日が過ぎて 悲しみに出会う時は 涙を流そう』
10.幸せであるように(FLYING KIDSのカヴァー)
この曲は兄がよく聴いてたなぁ、、とか思い出す。
そう言えばシカタイZで、「歌いたくなってきた」って書いてたなぁ。
スガさん「♪幸せであるように心で祈ってる 幸せであるように心で祈ってる♪」
うん。俺達も、スガさんが幸せであるように、心から祈ってるよ。。
この曲演ってくれて、ホント嬉しかった。ありがとう。
11.炎~ファイヤー~(FLYING KIDSのカヴァー)
この曲はFUNK FIREでは定番らしい✨
黒ささえ感じるグルーヴが、何故か心地良かった。
いっぱい踊らせていただきました😊
それにしても、覚悟していたとは言え汗が一段と凄い事に💦💦💦
後ろの俺でこうなんだから、モッシュに揉まれる前方集団は、どうなってるんだろう・・・と思いました😅
ここでワシントンゴーゴーは終了。
-MC-
「えー、わたくしスガシカオ、この度事務所を辞めて1人になりまして。何から何まで完全なスガシカオプロデュースで、このツアーもやらせていただいております😊俺は今回は、もう少し狭いとこでやろうと思ったんだけど、周りが「いやいや、なんばHatchクラスで やっとかないと!」って言うから、この会場になりました(笑)。」
「この度自主レーベルを立ち上げて、今月の27日に新曲を配信限定でリリースします!」
観客拍手‼︎
「一曲目に披露した、絶対ラジオとかで流れない、バイト先のおばちゃんとヤっちゃう酷い歌詞の新曲と(笑)、もう一曲バラードを同時に配信します!いや、自分で言うのも何だけど、これがホントいい曲でさ。今回FFなんで一応ノーバラードって言ってるんですけど・・・歌ってもいいですか?」
観客大拍手!!
そりゃ皆聴きたいよねぇ😍
12.新曲(27日配信開始:タイトル不明)
『たとえば今夜の悲しみに値段をつけたとして
君から同じ分量のHappyが消えればいいのに』
切ない失恋ソングでした
27日が楽しみです✨
ここから、またFFらしくテンション急上昇していく⤴️⤴️
13.ミートソース
14.Loveless
何度もお立ち台の上に立って観客を煽るスガさん✨
ってか、『Loveless』歌う時のスガさんは、いつもホント楽しそうだ😊
15.ドキドキしちゃう
もう盛り上がりは最高潮!!暑い!熱い!アツい!!
『ユメのように朝になって イタミなんて全て消えてほしい
ぼくにとって 君にとって すばらしすぎる朝がくればいいけど』
お馴染みのイントロが けたたましく鳴り響き・・・
16.俺たちファンクファイヤー
ドラムの岸田さん作のFFテーマソング✨
「♪HEY! FUNK FIRE!! GET UP! GET UP! GET UP!EVERYBODY GET UP!!♪」
ステージも観客も皆が笑顔でノリまくりの中・・・突如スガさんが途中で演奏を止めさせる。
スガさん「誰だぁ!!(ファンクファイヤーを)パンチパーマって言ってる奴は‼︎💢💢💢💢」
観客大爆笑🤣
「リハの時からパンチパーマって言うな!って、口を酸っぱくして言ってるだろ!!(笑)言うなよ!絶対パンチパーマって言うなよ!!(笑)」
スガさん!それは俺達にも言えって事ですね!イエッサー!!・・・と俺は解釈(笑)。
さすが大阪。その直後、結構な数の人が「パンチパーマ!!」って叫んでました(笑)。
今日から大阪限定でタイトルは『俺たちパンチパーマ』に変更ですね(笑)。
あっ、ちなみに恒例の「How many times do you want?」は、“間を取って40Times“でした✨
スガさん間違えました(笑)。
スガさん「ゴメン、何か盛り上がり過ぎて吐きそう(苦笑)。」
そんな笑いが絶えない空気が、次の曲のイントロで一瞬にして変わる。
17.コノユビトマレ
待ってました!!
この曲が一番聴きたかった\(^o^)/
スガさんの曲を光と影に例えて分けるなら、光の曲の最高峰だと個人的に思う。
こんな優しい歌詞が書けるスガシカオが大好きだ😭
『誰かといても寂しいっていう人 ぼくのこの指とまれ ムリヤリもう笑わなくていい
いつかの悲しみが消えない人 ぼくとにらめっこしようよ 笑いかた思い出すまで』
スガさん「FF2012、リクエストランキング第1位!!イ・ジ・メ・テ・ミ・タ・イ!!」
18.イジメテミタイ
この曲が1位になった時、スガさんがブログで「FFは変態集団かww」って言ってましたが、でも盛り上がるよねぇ(笑)。
スガさん「♪こんなやり方がいいんでしょう♪」
観客「♪そんなこと言えるわけないじゃない♪」
スミマセン、、さすがに男が歌うとキモいので、SM(スガマニア)女子達に任せました(笑)。
『もっともっと激しくいじめてみたい いつまでもいつまでも抱きしめていたい』
観客熱狂‼︎
ここで、本編終了。
アンコール待ちの間も、もちろん観客のテンションは全く下がらないまま、、
スガシカオと愉快な仲間達(笑)←失礼
再登場!!
ミラーボールが回り始め…そうか!この曲まだ聴いてなかった!!と気付き、テンション更に更に上昇⤴️⤴️
en1.午後のパレード
とにかく、楽しい!
楽しすぎる‼︎😆
歌って踊って、皆が皆笑顔で大盛り上がり✨✨
『バカ騒ぎのキス・マーク 賑やかな夏の午後のパレード 嘘じゃないみたいピース・マーク ごめんなさい なんとかなると思っちゃう
きっと明日は君の街へパレードは もう とまらない
胸踊るリズムに乗って 未来へずっと続いていく』
そして、その最高に楽しい空間が終わり・・・その余韻が残る中、、
渋すぎるベース音が響いてくる。。
『イジメテミタイ』がFFで演ってほしい曲第1位なら、こっちはmixiページ『スガシカオ&Friends』の好きなシングル曲ランキングの第1位。
en2.黄金の月
もうライブが終わってしまおうというココで、黄金の月来るのは反則だよ。。😭
隣に友人が居なかったら、たぶん号泣してたと思います(ノд<。)゜。
必死に堪えながら、タオルで汗を拭くふりをしながら誤魔化しました。
『大事な言葉を何度も言おうとして すいこむ息はムネの途中でつかえた
どんな言葉で君に伝えればいい 吐き出す声は いつも途中で途切れた』
-MC-
「今日は本当に最高でした!大阪最高です!!今日披露した新曲も27日に配信されます!秋には、もっと大きなとこでホールツアーもやります!!」
「今日はバラードやんない!とか言いながら、『愛について』とか演っちゃいましたけど(笑)、なんか今回のFFは“自分史"みたいな感じかな(笑)。歌いながら、“この曲の時は、こんな事が有ったな・・・"とか思ったりね。」
「次は、もう全部盛りのライブをやります!!今日来てくれた皆、また来てくれますか!?」
観客大歓声‼︎
「あー、もう今日のこの空間を、そのまま真空パックして持って帰りたいです!ありがとう!!」
「最後に、歌詞が今の俺にピッタリな、、バラードをお送りします」
そうか・・・FFでも最後はバラードで締める事が有るんだ。。😊
何だろう、、『夜空ノムコウ』か、『春夏秋冬』か・・・と思った瞬間、流れてきたキーボード音→ギターの爆音に、場内&俺騒然(笑)。
en3.Real Face
作詞スガシカオ作曲松本孝弘による、KAT-TUNへの提供曲。
『SugarlessⅡ』でセルフカヴァーしたのを聴いた時から、一度は生で聴いてみたいと思ってました。
歌詞がホントに、スガさんの現状とリンクして、大合唱しながらも少し泣きそうになった。
泣きそうになりながらも、異常にテンション上がって大声で歌いました😊
観客みんな、間違いなく1つになっての大合唱でした✨
スガさん「♪悪いけど賢くはないさ きっと頭よりココロで考えるタイプ
ギザギザで牙をむき出しながらAh 俺流Start Dashで行くんだ
この誓い・デカイ×セカイの先へ さぁ無限こえていこう リアルを見つけにいこう♪」
スガさん「♪ギリギリでいつも生きていたいからAh ここを今飛び出して行こうぜ
このナミダ・ナゲキ→未来へのステップ さぁ思いっきりブチ破ろう リアルを手に入れるんだ♪」
CD1枚・チケット1枚のリアルな重みを忘れないために、ギリギリな崖っ淵に自ら身を投げ出したスガシカオ。
俺達ファンは応援するしかないじゃないか!!
スガさん!ずっと応援します。
凄いライブを、ありがとうございました✨
義人さん・竜太さん・キッシー(岸田)さん・ポチ(林田)さん。スガさんを支えてくれて、凄い演奏を聴かせてくれてありがとうございます✨
なんばHatchに集った仲間達にも、一緒に参戦してくれたマイミクさんにも、開演前にお話させていただいたマイミクさんの友人にも、ライブを支えてくれてたスタッフさんにも・・・本当にありがとうございました😊
秋のツアーにも、是非とも参戦したいです!😂
あっ、最後まで読んでくださったアナタにも、ありがとうです😊お疲れさまでした~(笑)。
以上!振り返りライブレポ『スガシカオ FUNK FIRE 2012 inなんば Hatch』をお届けいたしました。
スガシカオ第2章の幕開けとなった『Re:you』『傷口』の初お披露目となったツアー。
アンコール最後のReal Faceの大合唱、今思い出してもあの日の興奮が甦ってきます😂
最後まで読んでいただきありがとうございました😊