婚姻具備証明書とどく、いよいよ国際結婚!
Sakuです。
大使館より、婚姻具備証明書が届いたー!!
つまり、もうこれとSakuの戸籍謄本、彼のパスポート、そして婚姻届けがあれば、日本での婚姻が正式に成立するということ。
おおお。。。
Sakuが、買い出しに行っている間に届いたレターパック。送り主が「在東京日本大使館」。
「何ですか?」ときく彼。
Sakuは速攻で手を洗い、ちゃんとハッピーバースデー2回分歌って(心の中で)、開封しました。
1枚目には彼とSakuの独身証明がオランダ語で記載され、2枚目には日本語訳もありました。訳は自分でするものと思っていただけに、うれしいハプニング。
婚姻具備証明書とは、国際結婚する方にはおなじみ、それ以外の方には全然関係のない書類です。
ようは、婚姻可能な状態にあることの証明書です。
たとえばA国出身のAさんと、B国出身のBさんが、A国で結婚する場合、
Aさんが独身であったり、婚姻可能年齢にあることを証明するのは簡単ですね。日本でいえば戸籍を見れば、年齢も未婚かどうかもすぐわかります。
※戸籍制度は日本、中国、台湾でのみ続くシステムであり、多くの国では出生証明、個人識別番号などで個人を管理しています。
しかし、この場合Bさんが婚姻可能な状態にあるかどうかは、A国の役所ではとうていわからない。A国にとってBさんは外国人だから。
そこで、A国に在るB国の大使館にお願いして、Bさんが婚姻可能な状態にあることを、公式に証明してもらうのです。
なので、
日本人(Saku)とオランダ人(彼)が日本で結婚するために、在東京オランダ大使館に連絡し、婚姻具備証明書を発行してもらいました。
道のりはやや長かった。
書類をそろえることより、どこに何を聞いたらいいのかわからない時期が長く、
ネットで調べても行政書士による代行の情報が多めで、混乱したりしました。
在東京オランダ大使館にメールしたらいいんだ、と分かってからは、
有能なスタッフの方がとんとんと進めてくれました。
コロナの影響で忙しく、5月ごろの送付になる、と連絡がありましたが、月曜にもうすぐ準備できると連絡があり、4月中に届きました!
さあ。あとは市役所に行くだけ。
市役所に問い合わせたところ、「国際結婚はとにかく受理に時間がかかるので、2時間はみてもらいたい。コロナの影響でもっとかかるかもしれないです」と言われています。
今の市役所に2時間も居るのはキツいものがありますよね。
しかし書類の有効期間は3ヵ月。
もともと、5月か6月に受理される予定としていたので
なるべくコロナが収束したころに、人の少ないころに行きたいです。
また、ちょっとした突破すべきことがあります。
婚姻届けの証人のサインを親に頼むこと。
親でなくても証人になれますが、既婚の兄に聞いたところ「父にしてもらった」と。たしかにね、基本親ですよね。
親と私たちは、ビデオ通話で結婚や今後の生活を伝えてはいるものの
具体的な「サインをお願い」という段階にまではあと一歩なところ。
なので、もうすこし時間をかけて、親にもなるべく安心・納得してもらって、5月の後半に届け出を出すことになりそうです。
役所で届け出が受理されたら、こんどは婚姻証明書を外務省でアポスティーユ認証してもらってオランダに送付して・・という手順が待っているわけで
いつが結婚のゴールか分かりません。
それが国際結婚か。
※アポスティーユとは、自治体が発行した書類が他国でも有効になるよう、外務省が証明することです。ネットでは同じく代行会社の情報ばかりが出てきますし、直接東京の外務省に行かれる方の情報も多いです。ちゃんと郵送もできるようです!
すべてが終わったら、ひとまとめのワークフローにしたいと思います。
☆国際結婚で聞かれることあるある①入籍いつ?
⇒前述のとおり戸籍を採用している日本は少数派で、他国には籍の概念がなく、したがって入籍という行為は厳密にはしません。したくてもできない。
私が家族から抜けて、そこに彼がくっつくという例外的な形態になります。役所の人は一目で、あ~この人は国際結婚ね、と分かるはずです。
☆国際結婚で聞かれることあるある②名字なにになるの?
⇒国際結婚では基本的に夫婦別姓になります。もし同姓や複合姓にしたければ、別の手続きがあります。私たちは別姓を選びました。
手続きをこれ以上増やしたくないのと、Sakuが外国人の姓になって手続きで混乱したりいちいち説明するのがめんどくさいので。
ただ、これからオランダに住むにあたり、日本人の姓は逆にめんどくさいかもしれません。後からでも変えられないことはないようなので、のちのち考えます。
ちなみにSakuは彼の姓を正確に発音できません。ファーストネームも難しいです。いつもごまかしています!