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患者さんにもらった手紙から、自分の活動の軸に改めて気づく
自分をまるごと使う、そんな生き方・働き方を発信しているsakikoです
理学療法士としての知識・経験や、自分を探すために学んできたホロスコープの知識を活かして、今はパラレルワークをしています
(もっと詳しい自己紹介はこちらから)
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【嵐が過ぎたあとに日常に戻るときに感じるモヤモヤに光をあてられる存在でありたい】
という思いがあります
昨日は【産後ママ】というテーマで書きました
今回理学療法士としての経験を軸に書いていこうと思ったのですが、何だかうまくまとめられず・・・
そんな時、患者さんから頂いた1通の手紙のことを思い出しました
*
病院勤務時代に出会った患者さんで、確か20-30代くらいの若い女性でした
どこの科で入院していたのかは忘れましたが、主訴は【原因不明の膝痛】でした
確か何かしらの病気に対して治療をして、そちらは落ち着いてきたけれど、関係のなさそうな膝痛の訴えが強くなってリハビリの依頼がきた、という感じだったかと思います
その方から、6回のリハビリを終えた最後の日に手紙を頂きました
原因の分からない膝の痛み、自分でストレッチ等をしても痛みが増すばかりで、もうどうしたらいいか分からないとベッドで泣く日もありました
・・・
リハビリを始めて歩き方、歩く姿勢についてアドバイスを頂いて、その通りに歩いて痛みが出なかった時はとても嬉しくて感動しました
身体のことをよく理解してらっしゃるsakikoさんに見守られている安心感で足を動かし、それが出来た時の達成感で、どんどん自信が付き、前向きな気持ちになれました
・・・
病院の中で、もう誰も信じられなくなっていましたが、リハビリで「この動きをするとここが痛い」と話すとsakikoさんが説明してくれるので、唯一話が通じる人に出会えた、と思いました
・・・
本当にありがとうございました
(私の呼称は修正しています)
確か、この方はメンタル面でも不安定な方でした
そして、元々膝痛がメインで入院してきたわけではないし、骨折などといった問題がないことは検査で判明していたこともあり、先生たちも【膝に問題はないのに、膝痛を訴える人】というように受け取られている印象でした
病院では【検査の結果問題がなかった】事柄に関しては対応が薄くなります
多忙を極める中で、その対応自体は当たり前ですが、患者さんにとっては
【検査で問題はなくても、痛い】という事実は変わらないわけです
患者さん自身が感じている【膝が痛くて困っている】という事実に寄り添い、その中で客観的な事実と照らし合わせて修正できそうな具体的なサポートとして【歩き方を修正してみる】を提案していく
私が行ったことは、これだけです、高度な技術では全くありません
理学療法士としての専門的な技術力だけでいったら新人の子でもできるかもしれない
でも、彼女がこんなに喜んでくれたのは、きっと専門的な技術だけではなかったのだと思うのです
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このような手紙を頂き、当時ももちろん嬉しかったのですが、今読み返すと、私が目指す姿の原点が書かれているのでは、ということにも気づいたのです
身体のことをよく理解してらっしゃるsakikoさんに見守られている安心感で足を動かし、それが出来た時の達成感で、どんどん自信が付き、前向きな気持ちになれました
私との関わりを通じて、この方は前を向けるようになった
この経験は、私にとって大きな財産となっていたのだと思います
そして、今後の自身の活動の軸になっていたのかもしれないなと気づきました
私が考える【光を当てる存在】というのは
私と関わっていただくことで、自分に自信がつき、前向きな気持ちになってもらえる
ということです
そんな存在になれることを、理学療法士としても、sakikoとしても活動の軸にしていきたいなと考えています
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