コミュニケーション能力が低い私が、医師と2人になっても緊張しなくなったわけ
自分をまるごと使う、そんな生き方・働き方を発信しているsakikoです
理学療法士としての知識・経験や、自分を探すために学んできたホロスコープの知識を活かして、今はパラレルワークをしています
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いま、非常勤先の1つで訪問診療の立ち上げのお手伝いをしています
今日、院長先生と2人でお話する機会が多く感じたことがあります
それは
ということです
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病院であれば、医師がヒエラルキーのトップにいて、そこからの指示の下に他の職種が動きます
もちろん、職種による上下関係はない・・・のが理想ですが、
個人的にはやはり医師がトップにいる感覚を肌感としてずっと感じていました
そのため、前職に転職した際に最初にびっくりしたことは
在宅というフィールドでは関係性がフラットだな、ということでした
もちろん、医師からの指示で看護師さんが動き、リハビリも入り、薬剤師さんも動きます
こう考えたら医師がトップにいそうですが
介護保険という制度の指揮官はケアマネージャーだし
各職種が別々の事業所から来ていることも多くあります
そのため、お互いが独立して存在しているという感覚が生まれ、気づいたらお互いを尊重しながらの関係性が構築できていた、ということが多くありました
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その影響も受けているのだと思いますが、コミュニケーション能力弱者の自分が全く緊張せずに、院長先生と2人で移動する時間を過ごすことができたのです
そして、その間、私が院長先生に教えるという場面も多々あって
病院時代の自分が見たら、びっくりする場面だろうなーなんて思ったのでした
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以前であれば、医師と2人、しかも私が医師に教える場面がある
こんなの嫌で仕方なかったと思うのですが
前職での経験を経て、今ではほぼ気にならなくなりました
これはなぜなのか
おそらく、
のだと思うのです
知識経験を積んだこと、在宅にはそういった風土(フラットな関係性)があることを実感として感じること
といった諸々の積み重ねによって、
自分の価値観を下げてコミュニケーションを取る、という手法を手放し始めている
のかなと気づいたのです
以前は、何を聞くにも、医師よりは知識が不足しているという前提でコミュニケーションを取っていたと思います
そのため、自然と相手より下になろうとしてしまっていました
しかし、
自分は完璧ではなくても、自分の意見を言っていい
と気づいてからは、だいぶそういった傾向は薄まったかなと思うのです
こう思えるようになったのは、前職での経験のよる影響が大きいです
そう考えれば、前職の院長とは最後うまくいかなかった部分もあるけれど、やはり感謝する気持ちも大きいなと思うのです
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自然と相手の下に入ったり、上に入ったりしていることはありませんか?
そういった上限関係を無意識に作り出していることは、楽な生き方かもしれませんが、相手にはもちろん、自分に対しても失礼な生き方かもしれません
こういった姿勢がコミュニケーションの場面では求められているのかな、なんて思うことができました
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