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やっとわかった!・・・こまったな。
何とか決算書だけで、真の当期利益をつかめないかと本と決算書を往復。わかるひとなら、なんてことはない作業に時間がかかる。本だけで理解したと思った、実際の数字で使えないしったかぶりです。はあー。
決算報告書の製造原価報告書をみて、制度会計とMQ会計の違いが書いてあるページみて、首をフリフリ見比べる。製造原価報告書に書かれている数字がB/S、P/Lのどの部分に当たるかを改めて追っかける。指さし確認。在庫はB/Sに隠れると本でわかっていたけど、実際の生きた決算書の数字をちゃんと追っかけていなかった。
うろ覚え的な感じ、あたまのなかで、モヤモヤっと煙の中に何か表と数字が浮かんでる「あー、はいはい。」という感じ、本番になって勉強したとこなのにって感じ。一番役に立たないおぼえかた。
今度は、ちゃんと数字を追っかけて、本に書かれている製造固定費のボックスと照らし合わす。
![](https://assets.st-note.com/img/1721310247324-E97VRxu2LE.png)
製造原価報告書にちゃんとありました。製造原価報告書の「当期総勢増費用」がボックスの「当期仕入」、製造原価報告書の「当期製品製造原価」がボックスの「当期売上(原価)」。期首も期末もありました。ボックスの期首残高である製造原価報告書の期首仕掛品棚卸高は、P/Sの売上原価の期首棚卸高として、ボックスの期末残高は、製造原価報告書の期末仕掛品棚卸高としてB/Sの仕掛品として。P/Sの期末棚卸高は、B/Sの製品としてありました。あとは、製造原価報告書の変動費、「材料費」と「外注費」を引けば「製造固定費」だ。ちゃんとB/Sに固定費が振り分けられている。なっとく。
当期製品製造原価を決算書の販管費にたせば、真の決算書のできあがり。とりあえず、これで納得、決算書のつくりかえ終了!決算書だけでMQ会計になおせた!・・・あってる?
んっ?でもこれ、ちゃんと棚卸してないとMQ会計に直せないよね。ウチの取引先は、小規模事業所ばかりやけど、棚卸していないところ多いな。こまったな・・・