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今日の新聞(2019/04/07)

時代の風 「元号ブームを超えて」 中西寛京都大教授

「『令和』ブームと『忖度』という言葉が多用される様子から、物事を記号化し、消費していくことで人々の感情を発散させる現代社会の性質を見て取れる」という中西氏の考えにハッとさせられました。
確かに、最近のニュースはなんだかどれもエンターテインメントのようで、麻生さんの度重なる問題発言も「麻生節」と記号化することで消費しています。
中西氏は、
「メディア上消費される話題として事が過ぎていき、本質的な議論がなされないことの問題は無視できない。」
と述べています。
メディアも、国民も、何かを真剣に伝える、考えることを放棄してその場しのぎの楽しさしか求めていないのかもしれない、と思いました。
そのツケは、将来回ってきてしまうので気づいた人から声をあげなければいけません。
真剣に考えることは疲れるし、怖いけど、自分たちの国のことなら、それは逃げてはいけないことだと思います。

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吉浦 朔
感謝感激雨あられ!