見出し画像

私の就職活動


公務員から民間へ進路変更

私は、大学三年生の1月まで公務員を目指していました。

しかし、どんどん挑戦していける環境や、自分の良さが活かせるのは民間企業なのではないか、という想いが強くなりました。

そうはいっても、民間のインターンシップには一つしか参加していないし、「SPIって何?!」というレベルの人間がいまさら民間就職に変更して大丈夫なのだろうかと不安な気持ちでいっぱいでした。

そこで進路相談に行ったところ、やはり民間向きな性格だと思うし、今からでも遅くないと言って頂きました。

これをきっかけに、公務員をやめて民間志望になりました。

ここで一つ、とても印象に残っている言葉があります。

「あなたは、ここまで公務員の勉強をしてきて、1月というタイミングで民間に変えることを遠回りだったと思うかもしれない。しかし、この選択肢が生まれたのは公務員に向き合った結果。だから、決して後ろめたく思う必要はないよ。」

このときの私は、誰かに背中を押してほしかっただけなのかもしれません。

夏にも勉強から逃げたくなり、公務員or民間で迷った時期がありました。

しかし、今回は自分のやりたいことを真剣に考えた結果の決断であったため、後悔は全くありません。


ゼロからの就活

それからというものの、毎日のように進路相談を受けてインターンシップや合説に参加し、最低限今やるべきことをこなしていきました。

「こんな自分が就職なんてできるのだろうか。」、「どこからも内定がもらえないのではないか。」といった漠然とした不安感を抱えながら数か月過ごしました。

「あなたなら絶対大丈夫だよ!」という周囲からの有難いお言葉も、「大丈夫じゃないからこんなに悩んでいるんじゃないか。」と心の中で思ってしまうくらい、自分のことしか考えられない状況でした。

一つの会社に落ちると、全部がダメになる気がしてきます。

「やっぱり私を雇ってくれる会社なんてないんだな。」と、とことんマイナス思考になります。

このままでは病んでしまうと思い、特に用もないのにお出かけをして外の空気をたくさん吸うようにしていました。

ドライブにも行きました。

終わりの見えない就職活動で、私の人生が真っ暗闇にしか見えませんでした。


就活を終えて

こんな私ですが、「御社」と呼んでいた会社が弊社といえるようになりました。

志望業界とは180度違う会社ですが、事業内容も雰囲気も良く考えたら私に一番合っているなと思い入社を決めました。

就活において絶対に人と比べないこと。

自分のメンタルを保つ上でとても大切なことだと思います。

私の就活はたった三か月間だったけれど、たくさんの社会人とお話しして多様な価値観に触れました。

人とは一味違って辛くもある就職活動でしたが、この経験は将来必ず活きるでしょう。

ひとまずは、残り一年の学生生活を楽しもうと思います。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?