メンタルの先生「旅に出ても自分は探せない」
マレーシアの大学には、「メンタルの授業」があります。
そんな重くなくて、気軽な感じです。ポップな感じ。先生としゃべるだけ。
内容はこんな感じ↓
・コミュ力あげる&改善
・目標達成までメンタルのお手伝い
・自分の性格を知る
・感情をコントロールする
など、日本人に欠けていることを教えてくれる内容が盛りだくさんです。
週一で2時間の30人クラス。どの学部でも必須科目です。
正直、ありがたい。
日本の大学にあるかわからんけど、
自分、こういうメンタル系だれにっも相談できないし、でも改善したいから助かる。
しかも、重い感じじゃなく気軽なのがいい。
今日の授業内容
今日は、とくに何もやらなかった。自己紹介だけ。
緊張をほぐすために、軽い話をした。
でもそこで、先生がなんでメンタルの研究をするようになったかの話が一番印象に残った。
先生の話
先生は、旅好きアメリカ人。よくいるヨガとかオーガニック系が好きな自然派のほっそい金髪美女。
先生が20代のころ、アメリカにいた時なぜかモヤモヤが止まらなかったんだって。
頭の中にへばりついてるけど取れないイライラ感、不安感。
もしかしたら、アメリカにいるからこうなのかも。旅に出て、自分探ししたら変われるかも。
先生は、旅に出た。アジア、ヨーロッパ、アフリカ。いろんなところへ行った。
そして旅が終わった。
でも、先生のモヤモヤは消えなかった。どこへ行っても付きまとう。
マチュピチュの自然豊かな高原に行っても、ヨーロッパのおしゃれなレストランに行っても、モヤモヤは消えない。
つねに、次の行き先はどこにするかちゃんと行けるか不安で、慣れない場所にさらされて不安になって、、、
もしかしたら、環境が原因じゃなくて自分に何かあるのかも。
そこで、アメリカに帰って自分の心のメカニズムをひたすら研究した。そしたら、自分の感情がコントロールできるようになったし、ハッピーでいられる時間が増えた。
こうやって、自分みたいに苦しんでる人が少しでも楽になったらいいなと思って、今の仕事についてるんだとさ。
おしまい。
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